競馬初心者からすると、競馬は1日中やっているイメージがありますが、実は開催時間が決まっています。
では、競馬は何時から何時までやっているのでしょうか。
ここでは、競馬の開催時間や馬券購入できる時間についてまとめています。
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開催時間の前に知っておくべきこと
競馬には中央競馬と地方競馬があり、それぞれやっている曜日や開催時間が違います。
なので、まずは中央競馬と地方競馬の違いについて、少し知っておく必要があります。
違いをざっくり説明すると、有馬記念や日本ダービーなど有名なレースが行われ、武豊やアーモンドアイなどが所属しているのが中央競馬。
一方、地方で行われており、地上波で放送もされていないのが地方競馬です。
土日にテレビで放送されているのは基本的には中央競馬なので、競馬と言われて多くの人が思い浮かべるのが中央競馬だと思います。
そもそも主催も違いますし、賞金や規模も大きく異なります。
例えるなら、中央競馬がプロ野球で地方競馬が社会人野球みたいなものです。
もっと詳しく知りたい人は以下の記事をご覧ください。
競馬は何時から何時まで?
中央競馬と地方競馬の違いについて分かったと思うので、ここでは、中央競馬と地方競馬の開催時間をそれぞれ紹介します。
中央競馬の開催時間
中央競馬は基本的に毎週土日に行われ、開催時間は9時50分~16時30分までです。
日によって9時55分~などもありますが、だいたい9時50分~16時30分までとなっています。
この時間内に1つの競馬場で最大12レース行われます。
そして、30分おきくらいにレースが行われます。
とある日のレースプログラム
1R |
3歳未勝利 10:05 |
2R |
3歳未勝利 10:35 |
3R |
3歳未勝利 11:05 |
4R |
3歳未勝利 11:35 |
5R |
2歳新馬 12:25 |
6R |
2歳新馬 12:55 |
7R |
3歳以上1勝クラス 13:25 |
8R |
3歳以上1勝クラス 13:55 |
9R |
ホンコンJCT 14:25 |
10R |
麦秋S 15:01 |
11R |
安田記念 15:40 |
12R |
小金井特別 16:30 |
上のレースプログラムを見て分かるように、30分おきにレースが行われ、16時30分が最後のレースとなっています。
ただ、よく見てもらうと4Rと5Rの間が50分あることに気づくと思います。
中央競馬では4Rと5Rの間に昼休みがあります。
なので、多くの人はこの時間にお昼ごはんを食べたり、午後からのレースを予想したりします。
地方競馬の開催時間
地方競馬は競馬場ごとに開催の曜日や日数が異なります。
ただ、平日も土日もどこかしらの競馬場で競馬が開催しています。
また、地方競馬は競馬場によって開催時間も異なり、主に日中開催、薄暮(はくぼ)開催、ナイター開催の3つに分けられます。
園田競馬を例にとって見てみると、日中開催が10時45分~16時40分、薄暮開催は12時25分~18時25分までとなっています。
ナイター開催は14時30分~20時30分までです。
細かい時間は競馬場ごとに違うので、同じナイター開催でも大井競馬の場合は20時50分まで、門別競馬の場合は20時35分までとなっています。
日中開催のスタートも競馬場ごとに違いますが、だいたい11時前後スタートが多いです。
基本的には日中開催とナイター開催のどちらかで、南関東競馬や門別競馬は主にナイター開催、それ以外は日中開催がメインとなっています。
ナイター開催は地方競馬でしか行われていません。
ナイター競馬は魅力がたくさん!ナイター競馬についてまとめてみた
また、中央競馬では昼休みがありましたが、地方競馬にはありません。
そのため、30分から40分おきにレースがどんどん進んでいきますので、中央競馬よりも開催時間が少し短いです。
レース時間がズレることもある
競馬では様々なハプニングが起こり、レース時間がズレることが多々あります。
始まりと終わりの時間は変わらないですが、5Rや6Rなどの発走時間が5分ズレるなんてことがあります。
たとえば、スタート前に馬に異常が発生し検査のためレース発走が5分遅れたり、放馬して捕まえるのに時間が掛かって10分遅れたりします。
発走が遅れるたびに、次のレースの時間もズレていくので14時03分レース開始など、中途半端な時間に始まるレースもあります。
ただ、最終的に時間を詰めていき、当初の予定通りの時間で開催終了となることが多いです。
つまりは、電車遅延していたけど気づいたら通常ダイヤに戻っているみたいなものです。
ちなみに、時間が後ろにズレることはありますが、レース時刻が早まることはありません。
同時刻で2レース発走もある
発走時間がズレることがあると説明しましたが、大幅に時間がズレると2レース同時刻で発走することもあります。
中央競馬の2場所開催なら、それぞれ10分の差がありますが、1つの競馬場の発走時間が10分伸びた場合は同時刻発走となってしまいます。
競馬場やWINSのモニターでは、それぞれのレースが同時に流されたり、1レース終わった後にもう一つのレースが流されます。
馬券発売が締め切られた後では、いくら発走時刻が延びても馬券を買うことはできません。
事前に発走時刻が延びるとアナウンスがあり、発走時刻が決まっている場合は馬券を最大1分前まで購入することができます。
また、地方競馬の場合は同時に多くの場所でレースが行われるので、時間のズレは関係なく、同時刻の発走が多々あります。
競馬は1日中できる
中央競馬は日中開催だけですが、地方競馬はナイター開催も行っているので、競馬を1日中やることができます。
たとえば、土日の9時50分から16時30分までは中央競馬を楽しんで、そこから20時50分まで地方競馬を楽しむなんてことが可能です。
中央競馬を楽しんだあと、佐賀競馬をやり、最後に20時50分まで開催している高知競馬に挑むのがよくあるパターンです。
また、日本馬が出走する海外のレースも日本で馬券発売されることがあります。
海外競馬の場合は日本時間の夜に行われることが多いので、23時とかでも競馬を楽しむことができます。
平日も名古屋競馬や金沢競馬を夕方まで楽しんで、夜は大井競馬や門別競馬を楽しむなんてことができます。
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馬券購入できる時間
ここでは、馬券購入できる時間について紹介します。
中央競馬と地方競馬では異なるので、分けて説明していきます。
中央競馬の馬券が買える時間
中央競馬の馬券は前日の夜から買えます。
たとえば、土曜日のレースなら金曜の18時30分、日曜日のレースなら土曜の19時30分から購入することができます。
ただ、上記の時間はネットから馬券を買う場合の時間です。
競馬場やWINS(場外馬券場)では重賞以外のレースは前日に買うことができません。
当日、競馬場やWINSに入場できるようになったら馬券を購入することができます。
金曜日に土曜のレースを買えるWINSでは、21時から発売開始となっています。
他にも中央競馬には前日発売というのがあり、G1などは日曜日のレースでも金曜の18時30分から購入することができます。
なので、土曜日に競馬場やWINSで次の日に行われるG1の馬券をマークシートから購入することができます。
地方競馬の馬券を買える時間
地方競馬の場合は基本的に前日発売を行っていません。
競馬場によって発売開始時間が異なりますが、日中開催は当日の10時から、ナイター開催は14時から馬券購入できる競馬場が多いです。
なので、平日に仕事がある人は前日や通勤途中に馬券を買うことができないので、地方競馬を買う時間は昼休憩の時くらいしかないです。(ナイターなら仕事終わりに)
ただ、大井競馬は一時期だけですが前日発売を行っていました。
SPAT4会員しか購入できませんでしたが、2020年1月~3月まで行っていました。
SPAT4の評判は?中央競馬は買えるのか?SPAT4についてまとめてみた
また、オッズパークでもオッズパークLOTOに限って前日の18時から購入することができます。
まとめ
中央競馬は9時50分~16時30分まで開催しており、地方競馬は日中、薄暮、ナイター開催となっています。
開催時間は決まっていますが、放馬などのアクシデントで発走時刻がズレることもあります。
馬券購入は中央競馬は前日の夜から購入することができ、地方競馬は当日の10時から購入することができます。
ただ、競馬場ごとに異なっていたりするので注意が必要です。