競馬をやっていると誰にでも好不調の波があります。
ただ、あまりにも馬券が当たらない場合は何かしらの対処が必要となってきます。
長く競馬をやっていれば自分なりの対処法があると思いますが、競馬初心者などはどうすればいいのか分からないかと思います。
ここでは、競馬が当たらない時の対処法を紹介します。
予想方法を変える
予想方法を変えるのが一番シンプルな対処法でしょう。
たとえば、持ちタイムなどタイム重視の予想をしていた人は血統予想に変えてみるなど、今までとは全然違った予想をしてみましょう。
ただ、多くの人は着順や血統、騎手などいくつかの要素を組み合わせて予想していると思いますが、この場合は重視する比率を変えましょう。
血統を重視している人は騎手を重視するなど、比率を変えることで予想が当たるかもしれません。
今の予想方法が当たらないということは、何かがずれているのかもしれません。
たとえば、○○競馬場は○○産駒が好走するというデータから予想していた場合、その傾向がもしかしたら変わってきているのかもしれません。
過去の傾向が必ずしも続いていくとは限らないので、一旦その傾向を捨て去り、予想の方法を変えてみましょう。
今までの予想方法も試す
予想方法を変えたからといって、今までの予想方法を捨て去るのはやめましょう。
新しい予想方法で馬券を買い、馬券は買わないけどこれまでの予想方法でも予想してみましょう。
一時的に馬券が当たらないだけで、これまでの予想方法が正しいということもあり得ます。
また、傾向が変わったと思いきや、実は変わっていなかったということもあります。
なので、これまでの予想方法でも予想し、当たるようになった来たら予想方法を戻しましょう。
もし、新しい予想方法で馬券が当たるなら、そのままでも良いでしょう。
買い方を変える
馬券が外れるといっても、選んだ馬が全部来ない場合やタテ目で決まるなど、色んな外れ方があります。
来ると思って選んだ馬が馬券内に全く来ない日が続いている人は先ほど紹介した「予想方法を変える」のがベストでしょう。
ただ、「タテ目で毎回外れる」や「軸は毎回来る」という人は買い方を変えましょう。
例えば、タテ目で決まることが多い場合はボックスで買うなどしましょう。
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こんなことは実践済みという人もいるでしょう。
そういう人は様々な種類の馬券を買いましょう。
たとえば、一つのレースで単勝、ワイド、馬連などたくさんの馬券を買いましょう。
今まで3連単1頭軸に1万円使っていた場合はその1万円を分散させましょう。
正直、1レースで色んな種類の馬券を買うのは面倒です。
しかし、当たらない時は幅広く馬券を買い、どの買い方が当たるのか確かめましょう。
逆張り予想
予想が当たらないのであれば、逆にその予想を上手く活用しましょう。
自分が絶対に1着に来ると思って買うと必ず惨敗してしまうなら、一旦予想して、馬券を買うときは予想した馬を外して買いましょう。
自分の予想が当たらないのですから、ある意味、負ける馬が分かるということでもあります。
予想家の中には逆神と呼ばれる人がいて、1番人気でも逆神が本命にすると必ず負けます。
それを上手く利用し、逆神が本命にした馬は外して馬券を買っているという人もたくさんいます。
もし、あなたの周りに連敗続きの人がいるならば、あなたの本命とその人の本命馬を外して馬券を買えば当たるかもしれません。
要は予想が当たらなくても、馬券が当たればいいのです。
予想サイトを活用する
自分の予想が当たらないなら他の人の予想を活用しましょう。
競馬予想サイトや競馬予想家の予想通りに馬券を買ってみましょう。
競馬予想家の予想が絶対当たるというわけではありません。
なので、当たる予想家を当てる予想が必要となってきますが、馬券予想よりは簡単です。
多くの予想サイトでは回収率などが表示されているので、好調な予想家の予想を参考にすればいいです。
複数の予想サイトを利用している場合はどのサイトが当たりやすいか分かるようになってきます。
今は無料の予想サイトがたくさんあります。
有料の予想サイトには抵抗があるという人はまず無料の予想サイトを活用しましょう。
頭数の少ないレースを買う
出走頭数が少なければ少ないほど、当たる確率は高くなります。
18頭立ての単勝を買うよりは9頭立てのレースを買った方が当たりやすいです。
頭数の多いレースだと軸は来ているのに当たらないなど、惜しい展開が多くなりますが、頭数が少なければ幅広くカバーすることができます。
高配当を狙いたい人は頭数の少ないレースで点数を絞って、厚く買えば問題ありません。
中央競馬だと基本的に16頭や18頭立てのレースが多いので、頭数の少ない地方競馬をやるのも一つの手ではあります。
正直、地方競馬は上位人気の勝率が中央競馬よりも高く当てやすいです。
南関東競馬は別として、高知や佐賀、園田などはそれほど難しくないです。
競馬が当たらないと悩んでいる人はG1など大きいレースだけ中央競馬の馬券を買って、普段は頭数の少ない地方競馬に手を出しましょう。
馬場が悪い時に買う
雨などが降って馬場が荒れると波乱が起きやすいです。
なぜか馬場が荒れているほうが当たるということがあります。
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実際、私がそうでした。
絶不調で馬券が当たらない時でも、なぜか馬場が荒れると馬券が当たっていました。
2017年の前半は全然馬券が当たりませんでしたが、重馬場で行われたシンザン記念やきさらぎ賞は完璧に的中しました。
気づいていないだけで、自分の予想に何かしらの傾向があるのかもしれません。
なので、必ずしも当たるわけではありませんが、いつものレースとは違った状況になると馬券が当たるかもしれません。
騎手で馬券を買う
基本的に多くの人が競走馬の成績や血統など、競走馬重視の予想をしています。
もちろん、騎手を予想のファクターに入れている人もいるでしょうが、重要視している人は少ないでしょう。
しかし、騎手で予想するのも馬券的中の近道です。
たとえば、地方競馬の赤岡騎手の連対率(2020年)は52.6%なので、複勝で買えば2回に1回は当たると言えます。
このように騎手のデータを細かく見ていけば、馬券の当たる確率はかなり上がります。
いっそのこと、競走馬の成績やオッズは無視して、騎手だけで予想してみるのもありかもしれません。
ネットで馬券を買う
競馬場やWINSに行くと、マークシートを塗って、馬券発売機に並んで馬券を買わないといけないので忙しいです。
予想する時間も短くなりますし、締め切り間際になって買えなかったり、適当に買ってしまうこともあります。
なので、紙の馬券を買っている人はネットから馬券を購入して、時間に余裕を持てるようにしましょう。
実際、競馬あるあるで、現地では全く当たらないのに家で競馬をやると当たるという人は多いです。
また、競馬場に行くと興奮してしまい冷静さを欠いて、変な予想をしてしまうことがあります。
競馬場で馬券が当たらない人は一度おうちで競馬をやってみましょう。
逆に、家で競馬をしていて全く当たらない人は現地に行ってみるのもいいかもしれません。
買うレースを変える
「競馬が当たらないと悩んでいる人=メインレースが当たらない人」だと思います。
なので、10,11Rは避けて、前半の未勝利戦などを買ってみることをおすすめします。
私の場合は午前中のレースはもちろんのこと、メインレースも全然当たらないのに、最終レースだけは絶対に当たる時期がありました。
誰でも相性のいいレースがあり、それを見つけることが不振から脱出する方法です。
競馬が当たらない時は色んなレースに手を出してみましょう。
まとめ
競馬が毎回当たる人はいません。
誰でも当たらない日々があるので深く悩む必要はありませんが、ほぼ毎回馬券が外れている人は予想方法を変えたり、買い方を変えましょう。
また、当たらないことを逆手にとって、逆張り予想をするのもいいでしょう。
今回紹介した方法以外にも、競馬をやっていけば自分なりの対処法が見つかります。
競馬が当たらないから競馬をやらないのではなく、上手く自分なりに対応していきましょう。