中央競馬は詳しいけど、地方競馬はあまり知らないという人は多いでしょう。
ここでは、地方競馬で活躍している上手い騎手を7人紹介します。
地方競馬初心者でも、ここで紹介する7人を知っておけば、地方競馬を楽しむことができます。
地方競馬はかなり騎手によって結果が左右されるので、ぜひご活用ください。
地方競馬の上手い騎手
ここでは、地方競馬の上手い騎手を紹介します。
地方競馬は南関東や兵庫、北海道など所属があるので、各地域の上手い騎手を何名か紹介します。
吉村智洋
兵庫県競馬組合所属の騎手です。
2018年には296勝を挙げ、地方競馬リーディングジョッキーを獲得しました。
2022年、23年にもリーディングを獲得し、2024年も2位と今、地方競馬で最も活躍している騎手と言ってもいいかもしれません。
2019年に兵庫ダービーを制し、2020年は地方競馬2000勝を達成するなど、ここ数年で活躍が目立ってきた騎手です。
兵庫所属の騎手なので、主に園田や姫路競馬場で騎乗していますが、南関東でも頻繁に騎乗しており、結果も残しています。
ほぼ毎年、複勝率は50%を超えているので、吉村騎手の複勝を買えば2回に1回的中します。
ただ、リーディング上位の騎手ということもあり、ほとんどのレースで1番人気の馬に騎乗しているので、馬券を買っても妙味はないです。
2024年には息子の吉村誠之助騎手が中央競馬でデビューし、2025年にはランスオブカオスという馬で重賞を勝っています。
赤岡修次
高知競馬所属のベテラン騎手です。
高知競馬所属騎手で初のワールドスーパージョッキーズシリーズ出場や高知競馬の1日最多勝利記録など、数々の記録を持っており、高知競馬と言えば赤岡修次騎手となっています。
2016年に地方競馬通算3000勝を達成し、2025年時点ではすでに4400勝を挙げています。
高知競馬をメインに活躍していますが、南関東競馬で騎乗することも多く、2017年には大井のマイルグランプリをセイスコーピオンで優勝しています。
2015年~2019年(2018年は除く)まで毎年騎乗回数が1000回を超えており、騎乗回数が多いだけでなく、常に勝率が20%、複勝率が45%を超えています。
また、2023年、24年には複勝率が60%超えという驚異の数字を残しています。
ただ、単勝オッズ20倍以上の馬の時は勝率が悪いので、注意が必要です。
実際、高知など南関東を除く地方競馬の人気騎手が単勝20倍以上の馬に乗るということは、ほぼ可能性がないことを意味しています。
岡部誠
愛知競馬所属の騎手です。
高知の赤岡修次と同じ1994年に名古屋でデビューし、2015年には地方競馬通算3000勝を達成しました。
通算成績はすでに5100勝超えで、勝率も連対率もかなり高い数値を維持しています。
名古屋の重賞はほとんど制しており、名古屋以外でも川崎の戸塚記念や大井の勝島王冠も優勝しています。
愛知競馬所属の騎手で唯一地方競馬リーディング上位に入っており、名古屋の中では頭一つ抜けた騎手です。
2019年には地方競馬初となる1日8勝を記録しました。
2024年に色々な問題が発覚し騎乗停止処分を受けましたが、復帰後も変わらず結果を残し続けています。
石川倭
北海道競馬所属の中堅騎手です。
2013年に門別競馬でデビューし、2014年にはNARグランプリ2014優秀新人騎手賞を受賞しました。
2017年には中央競馬のクローバー賞でダブルシャープに騎乗し、6番人気ながら勝利に導きました。
このクローバー賞には後にG1スプリンターズステークスを優勝したタワーオブロンドンも出走していました。
2018年をピークに年々勝ち星を減らしていましたが、2019年に120勝を挙げ、北海道リーディング1位となりました。
そこからは毎年100勝を超える活躍をみせ、若手~中堅くらいの騎手の中ではトップクラスといっていいでしょう。
今回紹介した他の上手い地方競馬騎手と比べて、勝率は低いですが複勝率は高く、確実に馬券内には来てくれています。
また、ほぼ毎年中央でも騎乗があり、とにかく穴をあけてくれます。
なので、地方だけでなく中央でも買いの騎手でもあります。
山口勲
1987年にデビューした、佐賀競馬所属の騎手です。
大ベテランながら毎年全国リーディング上位に入る活躍をみせており、九州リーディングでもこれまで何度も1位を取っています。
通算成績はすでに4900勝を超えており、連対率も驚異の35%超えとなっています。
とりあえず馬券を的中させたいなら、山口騎手が乗っている馬を買うべきでしょう。
ただ、山口騎手が騎乗する馬は単勝1倍台の馬が多く、オッズ妙味はないです。
そこそこの配当を狙いたいなら、若手の飛田愛斗騎手がおすすめです。
地方競馬最速となるデビューから268日で100勝という記録を達成した騎手で、若手の中では頭一つ抜けた騎手です。
山口騎手を買いたくない人は飛田騎手を買いましょう。
吉原寛人
金沢競馬所属の騎手です。
若いころから活躍し、数々の輝かしい実績を持つ知名度の高い騎手です。
2019年には南部杯、全日本2歳優駿とJpn1を2勝しました。
2024年にも川崎記念をライトウォーリアで勝利しています。
金沢競馬以外の騎乗も多く、特に南関東競馬では多くの重賞を勝っています。
全国リーディングの上位に来ている騎手ではないですが、勝率・3着内率はかなり高いですし、重賞での安定感も半端ないです。
また、リーディング上位にいない理由もとにかく色んな競馬場で騎乗しているからです。
重賞で騎乗依頼があれば、各地の競馬場にいくため、金沢でずっと騎乗していれば確実にリーディングを取れる騎手ではあります。
笹川翼
大井競馬所属の騎手です。
30代ながらすでに地方通算2200勝を超えており、今後の地方競馬を背負っていく騎手であることは間違いないでしょう。
2023年にはJBCスプリントをイグナイターで制し、Jpn1ジョッキーにもなっています。
勝率も複勝率も高いので、南関東競馬でどの馬を買おうか悩んだ際は笹川騎手を買うのがいいかもしれません。
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地方競馬の上手い騎手を知って、地方競馬の馬券を買おうと思っている人に朗報です。
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上手いけどすでに引退した騎手
少し前であれば、地方競馬の上手い騎手と言えば森泰斗騎手でした。
森泰斗
2015年、16年、19年、20年、21年、24年に地方競馬のリーディングジョッキーを獲得しており、常にリーディングの上位に位置していた騎手です。
1998年にデビューして一度は引退するものの2001年に再デビューし、千葉県騎手会所属の騎手でした。
千葉県騎手会所属なので、船橋や大井など南関東競馬を主戦としていました。
東京盃や東京スプリントを制したキタサンミカヅキの主戦騎手でもあります。
基本的に人気馬に乗っているのでオッズの妙味はないですが、比較的安心して買える騎手でもありました。。
2014年以降の複勝率は40%を超えており、複勝で買えば大体当たっていました。
2024年に11月に心身の衰えなどを理由に引退しました。
まとめ
今回紹介したのはごく一部で、他にも上手い騎手はたくさんいます。
ただ、地方競馬をやっていてどの騎手を買えばいいか迷ったときは、ここで紹介した騎手を買うことをおすすめします。
今回紹介しなかった岩手競馬に関しては以下の記事をご覧ください。
地方競馬をやっていくと、段々とどの騎手が乗れている騎手か分かってきます。
地方競馬にも様々な魅力があるので、中央競馬と並行して地方競馬も楽しんでいきましょう。