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競馬は何頭で走るのか?競馬の出走頭数についてまとめてみた

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競馬は1レースにたくさんの馬が出走します。

 

オートレースや競輪なども1レースにおける出走数は多いですが、競馬のほうが多いです。

 

では、競馬は一体何頭で走るのでしょうか?

 

ここでは、競馬の出走頭数についてまとめてみました。

 

 

最大の出走頭数は18頭

 

 

中央競馬の最大出走頭数は18頭です。

 

競馬では最大出走頭数のことを「フルゲート」と呼びますが、中央競馬のフルゲートは18頭以下と決まっています。

 

なので、18頭以下で走るレースはたくさんありますが、19頭以上のレースは中央競馬にはありません。

 

ただ、競馬場のコースによってはフルゲートが16頭の場所もありますが、最大は18頭です。

 

ちなみに、競艇は6艇、オートレースは8頭、競輪は9名が最大出走数となっています。

競輪情報・投票サイト【オッズパーク競輪】

 

 

最低出走頭数は5頭

 

中央競馬の最低出走頭数は5頭です。

 

5頭の出馬登録がないとレースが開催されません。

 

ただ、出走馬5頭で出走取消が出た場合もレースが行われます。

 

中央競馬も地方競馬も5頭立てのレースというのは少なく、中央競馬なら3歳限定戦、地方競馬なら新馬戦ぐらいでしか見ることはないでしょう。

 

少し前にはなりますが、2020年の3月に行われたすみれステークスが6頭立てのレースでした。

 

1頭出走取消になったので、実質5頭立てのレースとなり、結果は1,2,4番人気で決着しました。

少頭数の場合は極端に荒れない限りオッズが付かないので、すみれステークスも3連単が1720円と激安でした。

 

また、2024年には大井競馬で2頭立てのレースもありました。

これは当初は5頭立てでしたが、2頭が疾病で出走取消、1頭が故障により競走除外となり、2頭立てでレースが行われました。

競馬の競走除外と競走中止の違いは?除外、中止、取消についてまとめてみた

 

ちなみに、馬連は100円の元返し、馬単は190円となりました。

 

 

地方競馬のフルゲート

 

 

中央競馬のフルゲートは18頭と紹介しましたが、地方競馬のフルゲートは中央競馬よりも少ないです。

中央競馬と地方競馬の違い

 

競馬場ごとに異なりますが、最大でも16頭で、フルゲート16頭の競馬場は門別競馬場と大井競馬場しかありません。

 

高知競馬場や園田競馬場などはフルゲート12頭で、一番少ないのは笠松競馬場の10頭となっています。

 

地方競馬の場合は中央競馬と比べて、規模やコースが小さいので必然的にフルゲートの数が少なくなってしまうのです。

 

 

海外競馬のフルゲート

 

競馬は世界中のいたる場所で行われていますが、各国でフルゲートの数が違います。

 

たとえば、香港のシャティン競馬場はフルゲートが14頭となっています。

他にもドバイのメイダン競馬場はコースによって違いますが、フルゲートは14頭や16頭となっています。

 

フルゲートの数は日本とほとんど変わらないですが、中には日本よりもはるかに多い競馬場もあります。

 

たとえば、オーストラリアのフレミントン競馬場で行われるメルボルンカップではフルゲート24頭でレースを行います。

 

ちなみに、メルボルンカップにはこれまで数多くの日本馬が参戦しており、2006年にはデルタブルースが優勝しています。

 

日本馬が参戦する海外の大きなレースは日本でも馬券が発売されますが、メルボルンカップのように出走頭数が多すぎる場合は敬遠されがちなので、海外競馬に詳しくなれば儲かるチャンスでもあります。

 

海外競馬の馬券を購入する2つの方法

 

 

出走頭数が競走馬に与える影響

 

ここでは、出走頭数が競走馬に与える影響について紹介します。

 

出走頭数が多い場合

 

出走頭数が多いとレース中に不利を受ける可能性が高くなります。

 

競走馬には内にもたれる馬やスタート直後にふらつく馬など様々な癖があり、出走頭数が多いとそういった馬と一緒に走る確率が高くなります。

なかには隣の馬に噛みつくという馬もいます。

競走馬のおもしろエピソードまとめ

 

また、出走頭数が多いと位置取り争いや同じ脚質の馬が多くなるので、他馬との接触などもあります。

 

他にもゲートが苦手な馬やキックバックを嫌がる馬など、揉まれ弱い馬(気の小さい馬)だと多頭数のレースは厳しいです。

 

さらに、頭数の多いレースでよくあるのが、前が壁になり抜け出せないことです。

いわゆる、詰まるというやつです。

 

内にいる馬が多すぎて、抜け出す脚は残っているのに、抜けるコースがなく消化不良な形でゴールしてしまうことが多々あります。

 

なので、多頭数のレースで内に人気馬がいる場合は、詰まる可能性があることも頭に入れて予想しましょう。

 

 

出走頭数が少ない場合

 

出走頭数が少ないと展開に左右されにくく、実力通りの結果になりやすいです。

 

多頭数だと様々な脚質の馬がいて、実力があっても展開に左右されてしまうことがあります。

 

しかし、少頭数なら自分のペースで走れるので問題ありません。

 

また、直線で前が壁になって抜け出せないということもないので、脚を余すこともありません。

 

ただ、少頭数ばかり経験してきた馬が、多頭数になった走らなくなるということもよくあります。

 

 

競馬初心者には少頭数がおすすめ

 

競馬初心者には少頭数のレースをおすすめします。

 

競馬初心者だと人気やオッズで馬券を買うと思いますが、多頭数だと当然のことですが、当たる確率が低くなります。

 

例えば、18頭立てのレースで予想もせずに馬券を適当に買った場合、的中確率は単純計算で18分の1の確率となります。

 

競馬経験者だと来そうにない馬を消していけるので、多頭数でも問題はないですが、競馬初心者だと消す作業ができないので多頭数は厳しいです。

 

また、多頭数だとレースがゴチャゴチャしており、競馬初心者からすると見にくいですが、少頭数の場合はレースが見やすいです。

 

そもそも、予想するのが面倒という場合は無料の買い目を活用しましょう。

 

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まとめ

 

中央競馬だと最大出走頭数は18頭で、最小出走頭数は5頭です。

 

競馬場のコースによってフルゲートは違いますが、どのコースのフルゲートも10頭以上となっています。

 

また、出走馬が多くなってくると、不利を受ける可能性が高くなります。

 

自分の予想スキルやオッズなどを加味して、買うレースを選択していきましょう。

 

 

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