競馬と言えば多くの人が中央競馬をイメージしがちで、実際中央競馬をやっている人のほうが多いでしょう。
中央競馬をメインにやっている場合、地方競馬に関する知識は少なく、どういった買い方をすればいいか分からないと思います。
ここでは、地方競馬のおすすめの買い方を紹介します。
情報量が少ないレースは買わない
中央競馬にも当てはまりますが、地方競馬初心者ならなおさら情報量の少ないレースは買わないようにしましょう。
情報量が少ないというのは、2歳戦であったりヤングジョッキーズシリーズなど競走馬や騎手についての情報が少ないレースのことを指します。
2歳戦の場合、戦績がほとんどなく、能力がどのくらいあるのかなどが分からないと思います。
また、能力試験でどれくらい走ったのかなど細かい情報が分からないです。
地方競馬に詳しければ2歳戦でも大いに楽しむことができますが、地方競馬に疎い人はどの馬が走りそうなのかは人気でしか測ることができません。
南関東競馬の2歳戦では門別などの馬もたくさん出走してくるので、それぞれの馬の能力値を比べることが難しく、地方競馬初心者には難しいレースとなってしまいます。
新人騎手の頂点を決めるヤングジョッキーシリーズでも中央の騎手は知っていても、地方の新人騎手がどれくらい乗れるのか分からないので、買うのはおすすめしません。
同じ条件で走っている馬が多く出走するレースを買う
たとえば、大井の1600mのレースだったら、これまで大井の1600mばかりを走ってきた馬が多く出走するレースを買いましょう。
同じ条件で走ってきた馬が多ければ簡単に比較することができます。
地方競馬でよくあるのが前走と同じ馬ばかりのレースです。
前走で一緒に走った馬が5、6頭出走するレースがよくあります。
その場合、前走のレースを見るだけである程度の予想を立てることができます。
着順はもちろんのこと、不利があったか、枠の差はあったかなどを考慮して予想を立てていきます。
簡単に出走馬同士を比べることができれば、地方競馬に詳しくなくても予想することができます。
持ちタイムを比べる
地方競馬を買ううえで大切な情報は持ちタイムです。
持ちタイムとはその馬が持っている最速のタイムのことです。
それぞれの馬の持ちタイムを比べて、持ちタイムの早い馬を買えば基本的に当たります。
ただ、いくつか注意すべき点があります。
まず、その持ちタイムはいつ頃出したタイムなのか確認しましょう。
いくら早いタイムを持っていても2年前に出たタイムなどでは参考にはなりません。
一番いいのは近5走くらいで一番早かったタイムを比べていく予想方法です。
なので、持ちタイムというよりかは近5走くらいで出た一番早いタイムを比べるのがいいでしょう。
ただ、ここでも気を付けてほしいのが馬場状態です。
馬場状態によってタイムは大きく変わります。
特に地方競馬は馬場によってタイムが大幅に変わるので、持ちタイムを比較するときは馬場状態についても考慮しましょう。
ダントツの一番人気から流そう
地方競馬は一概には言えませんが、基本的に堅いレースが多いです。
なので、一番人気の馬の勝率が中央競馬に比べて高いです。
特に単勝オッズ1倍台のダントツの馬の勝率はかなり高いです。
ただ、こういったダントツ人気の馬の単勝を買っても儲かりません。
ですので、ダントツ人気の馬から馬単や3連単などで人気薄に流しましょう。
地方競馬は頭数が少ないので、点数はそれほど増えず金額がかかりません。
また、人気同士で決まっても点数が少なければ、プラマイゼロくらいで済みますし、人気薄が来れば思った以上の配当が期待できます。
地方競馬ではほぼ馬券内には来ない馬というのが存在します。
いくら人気薄に流そうと思ってもこういった馬には流さず、中穴くらいの馬に流すのがベストです。
しかし、この条件が当てはまらない競馬場があり、それが大井競馬場です。
大井競馬場は訳の分からない馬が来ることで有名です。
なので、大井競馬の時はダントツ人気の馬から絶対来ないだろうという馬にいくつか流すといいです。
3連単フォーメーション9点買いがおすすめ
地方競馬のおすすめの買い方としては、3連単フォーメーション9点買いが個人的には良いと思います。
1着に来るのを1頭選び、そこから2着に3頭、3着に4頭選ぶ買い方です。
頭数の多い中央競馬の場合は3連単9点だと当たりにくいですが、地方競馬なら十分当たります。
9点ということは1点100円で買うなら1レース900円で済みます。
基本的に地方競馬の3連単は堅い決着でも1000円くらいは付くので900円ならトリガミにもなりにくいです。
2着に人気薄を1頭混ぜるなど2,3着に色んな馬を入れられるので、上手くいけばかなりの配当が付くこともあります。
以下の画像は実際に私が3連単9点で当てた馬券です。
1レース900円なら12レースやっても10800円で済みます。
そのうちの1レースで万馬券を当てれば、ほぼプラス収支で終えることができます。
堅いことが多い地方競馬ですが、全部のレースで人気決着になるわけでなく、時には変に人気している馬もいます。
そういった馬を見抜き、3連単9点で馬券を買っていけば、リスクも少なくプラスに持っていくことができます。
実際、こういった買い方をしている予想家も結構います。
重馬場適性を重要視しない
競馬予想では馬場適性などから予想する人が多々います。
中央競馬では大いに使える予想ですが、地方競馬ではあまり役に立ちません。
まず、地方競馬の場合、重や不良馬場の日が多く、雨が降ればしばらくは重馬場になってしまいます。
中央競馬の場合、午前中に雨が止んだりするとレース終盤ではやや重くらいに回復しますが、地方競馬場はなかなか馬場状態が回復しないので、連日重馬場になるなんてことが多々あります。
そのため、重馬場での出走数が多く、重馬場が苦手でも力だけで好走してきた馬などがたくさんいるので、重馬場での成績を見ても得意なのか不得意なのかが分からないです。
メンバーの弱いレースで圧勝した時の馬場状態が重馬場の時の可能性が多く、重馬場で実績があるからと言って得意なのかが分からないのです。
ただ、圧倒的に人気している馬で重馬場での成績が異常に悪い場合は印を軽くしてもいいと思います。
ネットから馬券を買おう
地方競馬の馬券はネットから購入しましょう。
理由は至極簡単でネットから馬券を購入するとお得だからです。
地方競馬の馬券を購入できるサイトはいくつかありますが、いずれも購入するたびにポイントが付きます。
サイトによって異なりますが、ポイントは現金や商品券などと交換することができます。
馬券を購入するたびにポイントが付くので、たとえ馬券が外れてもポイントが返ってくるのです。
なので、わざわざ紙の馬券を買うよりもネットから馬券を購入したほうが便利なうえにお得に競馬が楽しめるのです。
有名どころサイトであれば、オッズパークや楽天競馬が挙げられます。
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まとめ
地方競馬は中央競馬とは違う部分が多々あるので、中央競馬と同じように馬券を買っても儲けることは難しいでしょう。
地方競馬初心者の方はここで紹介した条件のレースを買ってみてはいかがでしょうか。
