競馬用語は難しい漢字を使うものが多く、競馬や馬に詳しくないと読めない用語がよくあります。
ここでは、競馬初心者の方が読めないかもしれない競馬用語を紹介します。
読み方が分からない競馬用語
競馬用語は読めなくても、なんとなく予想はできます。
ただ、日常生活で使われる言葉もあるので、読めるようになったほうが色々と快適です。
競馬用語ではないのもありますが、競馬用語を中心に読み方と意味を紹介します。
鐙
あぶみ
騎乗時に足を乗せる馬具の一種です。
つま先を乗せて使いますが、騎手によってどこまで足を通すかは異なります。
小倉
こくら
北九州にある地域の名称で、競馬用語ではないです。
福岡県北九州市に小倉競馬場があります。
読める方ももしかしたら結構いるかもしれません。
私が競馬を始めたての頃は、よく間違えておぐらと読んでしまいました。
馬銜
はみ
馬具の一種で、馬の口にかませる金具のことです。
騎手は手綱(たづな)を通して馬銜に伝い、馬を操作します。
鳳雛
ほうすう
将来が期待される優秀な少年のことです。
これも競馬用語ではないですが、鳳雛ステークスというレースがあります。
鳳雛ステークスは3歳ダートのOPで、鳳雛の意味通り、このレースの勝ち馬の何頭かは後に重賞を勝つなど活躍しています。
膠着
こうちゃく
馬が緊張などで動かなくなった状態のことです。
ゲート内で起きることが多く、ゲートが開いて、自分が買った馬がゲート内で膠着していた時は絶望しかないです。
鹿毛
かげ
馬の毛色の名前です。
茶褐色の毛の馬で、四股の下部は黒くなっています。
他にも青鹿毛や黒鹿毛の馬もいます。
全兄
ぜんけい
父親も母親も同じ兄のことを全兄と呼びます。
兄以外に全姉(ぜんし)や全妹(ぜんまい)、全弟(ぜんてい)もあります。
競走馬の兄弟関係は少しややこしいうえに、読みにくい言葉が多いです。
競馬の全兄と半兄の違いは?競走馬の兄弟関係についてまとめてみた
騸馬
せんば
去勢された馬のことです。
去勢することで気性がおとなしくなり、結果を残せるようになる馬もいます。
ただ、騸馬になるといくら活躍しても、種牡馬になれないのがデメリットとも言えます。
埒
らち
コースの柵のことです。
内側にある柵を内埒、外側にある柵を外埒といいます。
埒沿いを走らせないと力を発揮できない馬もいるので、そういう馬は枠順も大事になってきます。
殿
しんがり
一番後ろという意味です。
競馬以外でも使われることがよくあります。
競馬では、レースで一番後ろにいる馬や一番人気のない馬に対して使われます。
殿人気の馬と言われたら、最下位人気の馬なんだと思えば大丈夫です。
馬柱
うまばしら
馬柱とは出走する馬の情報が記載されたものです。
読めそうで読めない競馬用語ですが、頻繁に目にするので読めるようになっておきましょう。
予想する際はこの馬柱が一覧となった出馬表を見て予想をします。
ちなみに、馬柱の中身は競馬新聞によって少し変わりますが、基本的には同じです。
そのため、馬柱が見にくいと感じる人はどの新聞でも見にくいと感じます。
馬柱が見にくいと感じる人は「カスタマイズ馬柱 Deep」を利用しましょう。
屈腱炎
くっけんえん
簡単に言うと、脚の炎症です。
脚への大きな負荷によって、炎症が起きて脚が腫れてしまいます。
治療期間が長く再発もしやすいので、たくさんの馬が屈腱炎を発症して引退しています。
亀田温心
かめだはーと
2019年にデビューした騎手の名前です。
将来の目標は、大舞台で活躍できる騎手になることだそうです。
温かい心を持った人になってほしいというのが、名前の由来です。
ちなみに、デビュー戦で乗った馬はハハハという馬でした。
まとめ
意外と全部読めたという人もいるかもしれません。
読めなかった人は、頭の片隅に置いておく程度でいいと思います。
なぜなら、上記であげた用語の多くはカタカナで書かれています。
セン馬やラチ沿いといった形で書かれることが多いです。
競馬をやっていくうちに、知らない用語や読めない用語がたくさん出てくると思います。
その都度調べていき、知識を蓄えて、競馬をより一層楽しんでいきましょう。
こんにちは。
初めまして、田原誠一と申します。
ラチやハミの字は初めて知りました。最後に亀田温心騎手を持ってこられたところで笑ってしまいました(笑)