競馬を趣味にすると、競馬を通じて知り合いが増えたり、毎週末の楽しみが増えるなどのメリットがあります。
ただ、デメリットもあり、それを知った上で競馬をやった方がより競馬を楽しむことができるので、ここでは競馬による弊害を紹介します。
金銭感覚が狂う
競馬はギャンブルの側面も持つので、金銭感覚が狂う可能性は高いです。
競馬で負けた際、負けた金額を取り返そうという心理が働くのがギャンブルです。
熱くなってしまうと身の丈以上の金額を使ってしまうことはよくあります。
特にネットから馬券を買う場合はお金が減っていく感覚が薄いので、余計に使ってしまいます。
普段何か買う時に100円の差でも買うのをためらう人も、馬券を買うとなると躊躇なく買う人は結構います。
100円や1000円の価値観が変わってしまう可能性は大いにあります。
競馬を始めたての頃は少額で楽しめていたのに、数年後にはかなりの額を使わないと楽しめないといったことは多々あります。
ただ、逆のタイプの人もいます。
始めたての頃に熱くなってお金を使い、しばらくしたら重賞しか買わないなど、買うレースを絞るようになる人もいます。
週末がつぶれる
中央競馬は基本土日に開催されているので、競馬を趣味にすると週末はつぶれます。
競馬は何時から何時までやっているのか?競馬の開催時間についてまとめてみた
仕事や学校は土日休みがほとんどだと思うので、休みの日は競馬で過ごすことが多くなります。
ただ、レースは朝から夕方までなので、夜は時間はとれます。
今まで、土日に誰かと出かけたりしていた時間が、競馬を見る時間に変わると思います。
もちろん、ネット投票から馬券を買えたり、グリーンチャンネルwebに加入すればスマホでレースを見ることができるので、出先でも競馬を楽しむことはできます。
ただ、競馬に興味のない人と一緒に出かけた時、競馬のことを気にかけ過ぎるといい顔はされません。
週末がつぶれるという書き方をしましたが、楽しいことをして週末を過ごせるので、いい週末の過ごし方とも言えます。
どういう風にとらえるかは、人それぞれだと思います。
ちなみに、地方競馬はナイター開催もあるので、仕事終わりに1,2レースだけやるという楽しみ方もあります。
ナイター競馬は魅力がたくさん!ナイター競馬についてまとめてみた
競馬をやめようと思ってもすぐにはやめれない
競馬をやめようと思ったときに、スパッとやめれる人は少ないと思います。
やめる理由にもよりますが、金欠などのお金関係ではなかなかやめることができません。
今までに負けた金額を考えたり、次は当たるという心理から、やめる踏ん切りがつきません。
やめたくてもやめれないのは、ギャンブル依存症と言っても過言ではありません。
また、競馬はすんなり止めれたけど、競輪や競艇など別の公営競技に移行しただけの人も結構います。
ただ、日常生活に支障が出るほど競馬にのめり込まなければ、やめるのも難しくはないでしょう。
とは言え、常にネットでしか馬券を買えないようにしておけば、競馬をやめることはそれほど難しくありません。
口座にお金さえ入れておかなければ、馬券を買うことはできないので、必然的に競馬をやめることとなります。
印象がよくない
競馬が趣味ということを隠していれば問題ないですが、競馬が趣味と周りに言うとあまりいい顔はされません。
競馬好きの人に言えば喜ばれますが、競馬を知らない人からは敬遠されやすいです。
理由としては、競馬はギャンブルというイメージが強いので、金銭感覚のゆるい奴などと思われがちなためだと思います。
特に女性からの印象が悪いです。
今はUMAJOなど女性を取り込もうとする動きはありますが、まだまだ競馬女子は少ないです。
競馬の魅力を知らない人からすれば、競馬=ギャンブルなので競馬が趣味と公言すると印象良く思われないです。
競馬はスポーツでもあるので、競馬が趣味と言いづらい場合はスポーツ観戦が趣味と公言しましょう。
ストレスが溜まる
ギャンブル全般に言えますが、馬券や車券が当たらないとお金がどんどん失われるので、ストレスが溜まります。
ストレス発散のために競馬をやることもありますが、逆にストレスが増すなんてことは競馬あるあるです。
特に競馬は落馬など一瞬で馬券が紙くずになることがあります。
時間をかけて予想したにも関わらず、一瞬で馬券がゴミになったときのストレスは半端ないです。
なので、ストレスが溜まるのは承知の上で競馬をやりましょう。
まとめ
競馬を趣味にした時の弊害を紹介しましたが、これが絶対に起こるというわけではないです。
金銭感覚が狂わない人やスパッと競馬を止められる人はいます。
なので、これから競馬を始めようとしている人は、ここで紹介したことを頭の片隅に置いておく程度で大丈夫だと思います。