競馬には脚質というものが存在し、その中で競馬初心者におすすめなのが逃げ馬です。
ここでは、逃げ馬についてと競馬初心者におすすめする逃げ馬を紹介します。
逃げ馬とは
逃げとは、スタート直後から先頭に立って走ることです。
逃げをよく使う馬のことを逃げ馬と言います。
スタート直後から先頭に立たないといけないので、スタートの速さやスタート後のスピードが求められます。
気性的に抑えが効かない馬や馬込みを嫌う馬が、逃げ馬になりやすい特徴があります。
逃げ馬の見つけ方
競馬初心者の方だと、馬券を買う時にどれが逃げ馬なのか分からないと思います。
逃げ馬を見つけるには新聞などを見る必要があります。
新聞などで過去の成績を見た時に、着順の下あたりに6-6-3-3など数字が書かれていると思います。
その数字が1-1-1-1と書かれている馬が、逃げ馬です。
ここで、注意していただきたいのは前走だけが1-1-1-1の馬は逃げ馬ではありません。
たまたま前走逃げただけで、今回も逃げるとは言い切れません。
過去3走くらいをみて、どのレースも逃げていれば、今回も逃げてくれるでしょう。
ただ、この方法では見つけるのが難しいという方は、新聞の出走表の馬名を見てください。
その馬名の横や下に、「差」や「先」と書かれています。
そこに「逃」と書かれていればその馬は逃げ馬です。
また、競馬新聞やスポーツ新聞のほとんどに展開予想が載っています。
その展開予想で先頭に書かれているのが、逃げ馬です。
競馬初心者には逃げ馬がおすすめ
逃げ馬はレース序盤から先頭で走ってくれるので、自分の買った馬が一発で分かります。
初めて競馬をやる人は、レース中自分が買った馬を見失うことがよくあります。
しかし、逃げ馬なら先頭を見ていれば大丈夫です。
逃げ馬なら、レース中に見失うこともなく一生懸命応援することができます。
競馬を初めてやるなら、自分が買った馬がレース序盤から先頭に立ってくれると見ていて楽しいと思います。
うしろの方で何もせず10着になった馬と逃げて10着になった馬なら、逃げて10着の馬の方が、馬券を買った方からすると納得できます。
現役のおすすめ逃げ馬
2019年3月現在で現役のおすすめ逃げ馬を紹介します。
サイモンラムセス
8歳になって逃げ馬として覚醒した、遅咲きの逃げ馬です。
毎レース人気はありませんが、小倉大章典という大きいレースで最低人気ながら3着に入るという好成績を残しました。
高齢馬なので、いつ引退してもおかしくありません。
マルターズアポジ―
重賞を3勝するなど結果を残している逃げ馬です。
近年で、逃げ馬と言われれば真っ先に思い浮かぶのがこの馬かもしれません。
コンビを組む武士沢騎手とセットでコアなファンから人気があります。
マテラスカイ
ダートで活躍する逃げ馬です。
逃げるようになってから結果を残すようになりました。
インティ
2月にG1を制した、ダート界のニュースターです。
全てのレースで逃げているのではなく、番手でも力を発揮できる馬です。
今後もダート界で活躍することでしょう。
キセキ
最近、逃げるようになった馬です。
天皇賞3着、ジャパンカップ2着と現役の逃げ馬の中では最強クラスの馬です。
好走する割には、なぜか人気しにくい馬です。
まとめ
逃げ馬を買えば、たとえ負けても最後の直線までは楽しむことができます。
逃げ馬はだいたい毎レース1頭はいるので、どの馬を買おうか悩んだ時は逃げ馬を選んでみてはいかがでしょうか。