競走馬には様々な毛色の馬が存在し、
そのなかでもインパクトあるのが白毛です。
白くて綺麗なためファンも多いです。
ただ、白毛馬の数はそこまで多くはありません。
ここでは、日本で活躍したもしくは、
活躍している白毛馬についてまとめています。
白毛馬一覧
中央競馬もしくは地方競馬で
活躍した白毛馬を中心にまとめています。(2024年12月時点)
大きいレースに出ていなかったり、
あまり勝ち星の少ない白毛馬は除いています。
また、2010年以降に生まれた白毛馬を中心にまとめています。
ソダシ
成績 | 16戦7勝 |
主な勝鞍 | 2022年ヴィクトリアマイル(G1) |
芝とダートのマイル路線で活躍した白毛馬です。
白毛馬=ソダシを思い浮かべるほど、
ファンの多い馬でもあります。
新馬戦は7頭立ての3番人気と
デビュー時はそこまで評価は高くありませんでした。
ですが、新馬戦を快勝し、
続く、札幌2歳ステークスで重賞初制覇すると、
一気に牝馬のクラシック路線の主役となりました。
そして、迎えた2020年12月の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)で
白毛馬初のG1勝利を挙げました。
その後も、桜花賞(G1)やヴィクトリアマイル(G1)など、
G1を3勝2着1回3着2回と功績を収めました。
2023年の安田記念(G1)がラストランとなり、
引退後は繫殖牝馬となりました。
ブチコ
成績 | 16戦4勝 |
主な勝鞍 | 2016年上総ステークス(1600万下) |
ソダシのお母さんです。
ソダシみたいに芝適性があるわけではなく、
主にダートの中距離路線で活躍しました。
重賞での成績はユニコーンステークス(G3)の5着が最高着順ですが、
2016年のマリーンカップ(Jpn3)での競走除外になっていなければ
勝っていた可能性もあります。
この時期はゲートに入ったあと、
ゲートをくぐろうとする癖が強くなり、
2戦連続で競走除外となっています。
癖を直した2016年11月以降はなかなか勝ち切れず、
2017年の雅ステークスを最後に引退となりました。
引退後、繫殖牝馬となり、
ソダシだけでなく2023年のスプリンターズステークス(G1)勝ち馬の
ママコチャも輩出しています。
ハヤヤッコ
成績 | 43戦7勝 |
主な勝鞍 | 2024年アルゼンチン共和国杯(G2) |
芝・ダートの中長距離路線で活躍している馬です。
長い期間活躍しており、
3歳時にはレパードステークス(G3)を勝つなど
ダートを中心に活躍し、
6歳以降は函館記念(G3)を勝つなど、
芝のレースで活躍しました。
さらに、8歳時にはトップハンデの斤量を背負いながら、
アルゼンチン共和国杯(G2)を制しました。
シロニイ
成績 | 49戦4勝 |
主な勝鞍 | 2017年3歳以上1000万下 |
ダートや芝の中長距離路線で活躍した馬です。
ブチコの弟なので、ソダシの叔父でもあります。
4勝していますが当時は降級制度があったため
1000万下クラスを2度勝っており、
3勝クラスやOP以上での勝利はありません。
ただ、阪神大賞典(G2)で4着、
万葉ステークス(OP)で3着などOP以上でも好走しています。
2023年6月に引退し、
引退後は乗馬となっています。
アマンテビアンコ
成績 | 5戦3勝 |
主な勝鞍 | 2024年羽田盃(Jpn1) |
ダートの中距離路線で活躍している馬です。
デビュー時から期待されていた馬で、
デビュー戦を快勝、続く1勝クラスでも1番人気に推されますが、
3着に敗れます。
ですが、次走のカトレアステークス(OP)では快勝し、
初めての重賞でも2着と好走します。
そして、2024年の羽田盃(Jpn1)では
後にJBCレディスクラシック(Jpn1)を勝つアンモシエラを
ゴール前で捉え重賞初勝利をあげました。
ただ、2024年10月に左前の浅屈腱炎を発症し、
長期休養に入りました。
ダノンハーロック
成績 | 10戦4勝 |
主な勝鞍 | 2021年茨木ステークス(3勝クラス) |
ダートの中距離路線で活躍した馬です。
お母さんのブラマンジェが
ブチコやシロニイの兄妹のため、
ソダシの近親にもあたります。
1勝クラスからOP入りまで
3連勝するなど一躍ダート路線の主役に躍り出ました。
ですが、2022年に不調に陥り
OP入り後4戦連続で凡走し、そのまま引退となりました。
ハイアムズビーチ
成績 | 14戦3勝 |
主な勝鞍 | 2023年4歳以上2勝クラス |
アマンテビアンコの姉です。
弟とは異なり、
芝やダートの短距離路線で活躍しています。
2勝クラスまでは順調でしたが、
3勝クラスで苦戦が続いています。
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