近年活躍している種牡馬の筆頭としてあげられるのがドレフォンです。
大きいレースを勝つ産駒も出てきて、非常に注目度の高い産駒となっています。
ただ、ドレフォン自体は日本で走っていないので、ドレフォン産駒の特徴がいまいちイメージしづらいと思います。
ここでは、ドレフォン産駒の特徴などドレフォン産駒についてまとめています。
ドレフォンとは
そもそもドレフォンとはどんな馬なのか。
ドレフォンはアメリカで生まれ、アメリカで活躍していた競走馬となります。
日本での出走は一度もありません。
主に短距離のダートで走っており、2016年のブリーダーズカップスプリント(G1)やフォアゴーS(G1)を勝つなど活躍しました。
ダートの短距離馬ということもあり、スピードや二の脚の速さが特徴の馬でした。
2017年に引退後、日本の社台グループが購入し、日本で種牡馬となりました。
2021年に初年度産駒がデビューし、それ以降、多くの活躍馬を輩出しています。
代表的な産駒としては皐月賞馬のジオグリフやダート重賞で活躍しているミッキーファイトなどが挙げられます。
ドレフォン産駒の特徴を知る前に
血統など競馬知識を勉強するのは非常に大変です。
また、ドレフォン産駒の特徴を知り、予想に活用するのも面白いですが大変でもあります。
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ドレフォン産駒の特徴
ここでは、ドレフォン産駒の特徴を紹介していきます。
データを基にした特徴をまとめていますが、競馬初心者でも分かるような形でまとめています。
データに関しては2022年1月から2025年3月までのデータを使っています。
ダートで好走する
ドレフォン産駒は芝でもダートでも好走しています。
実際、芝のG1馬も出していますし、ダートの重賞勝ち馬も出しています。
ただ、ドレフォンがダート馬だったように、産駒はダートの方が活躍しています。
ドレフォン産駒の成績
馬場 | 勝率 | 複勝率 |
芝 | 6.2% | 22.0% |
ダート | 10.6% | 28.2% |
なので、ドレフォン産駒を買うのであればダート戦をおすすめします。
キングカメハメハと相性が良い
父ドレフォン、母父キングカメハメハの馬の成績が良いです。
つまり、キングカメハメハとの相性が良いです。
父ドレフォン、母父キングカメハメハの馬の成績
馬場 | 勝率 | 複勝率 |
芝 | 11.1% | 28.9% |
ダート | 13.9% | 27.8% |
芝・ダートともに成績が良いですが、特に良いのはダートです。
単勝回収率も複勝回収率も100%を超えているため、狙い目と言えます。
一方で相性の悪い馬もいます。
それがダンスインザダークです。
父ドレフォン、母父ダンスインザダークの馬の成績
馬場 | 勝率 | 複勝率 |
芝 | 0% | 14.3% |
ダート | 4.6% | 23.1% |
芝は母数が少ないため、極端に悪いとは言えませんが、ダートに関しては母数も多いうえでの上記成績なので悪いです。
ただ、基本的にドレフォンはダート血統とも芝血統とも相性は良いです。
スペシャルウィークやゴールドアリュールなど色んな馬との相性が良いです。
デビュー戦は苦手
ドレフォン産駒は新馬戦の成績が良くありません。
ドレフォン産駒のクラス別成績
クラス | 勝率 | 複勝率 |
新馬 | 6.0% | 22.0% |
未勝利 | 9.8% | 27.5% |
1勝クラス | 9.2% | 25.5% |
新馬戦は血統などをみて買う人も多いと思いますが、ドレフォン産駒だからといって買うと痛い目を見ることが多いです。
データだけを見れば、一度使ってからの方がドレフォン産駒は好走するといえます。
なので、新馬戦で人気しているドレフォン産駒よりは新馬戦で負けて未勝利戦にいるドレフォン産駒の方が狙い目と言えます。
ちなみに、一番成績が良いクラスは3勝クラスとなります。
勝率が高く、単勝回収率も100%を超えているので妙味もあります。
距離適性は幅広い
ドレフォン産駒の大きな特徴の一つが距離適性です。
ドレフォンはダートの短距離を中心に活躍しましたが、ドレフォン産駒は短距離でも長距離でも活躍しています。
距離別成績
距離 | 勝率 | 複勝率 |
1000m | 10.8% | 30.8% |
1600m | 9.4% | 27.2% |
2100m | 12.8% | 25.6% |
3000m | 33.3% | 66.7% |
3000mの成績に関しては母数が少ないので長距離が得意とまでは言えません。
ただ、いずれにしても短距離も中長距離でもドレフォン産駒は好走しています。
ドレフォンが短距離馬だったので短距離戦に出走する産駒は多いですが、中長距離戦にドレフォン産駒がいても評価を下げる必要はないです。
また、根幹距離・非根幹距離での成績ですが、そこまで差はありません。
なので、どちらでも問題はないと言えるでしょう。
競馬の根幹距離とは?根幹距離や非根幹距離についてまとめてみた!
松山騎手と相性が良い
松山騎手がドレフォン産駒に乗ったときの成績がかなり良いです。
勝率25.6%、複勝率41.0%と好成績を残しています。
単勝回収率も200%を超えており、データだけで言えば松山騎手×ドレフォン産駒の単勝を買い続けていれば2倍になって返ってきていました。
また、特定のドレフォン産駒の強い馬に乗り続けているから成績が良いわけではありません。
様々なドレフォン産駒の馬に乗りながら、結果を残しているのでまさに相性が良いと言っていいでしょう。
なので、ドレフォン産駒に松山騎手が騎乗する際は狙ってみることをおすすめします。
早熟ではない
ドレフォン産駒=早熟と思っている人も競馬ファンのなかにはいます。
ただ、データを見るとドレフォン産駒=早熟とは言い切れません。
年齢別成績
年齢 | 勝率 | 複勝率 |
2歳 | 9.8% | 29.6% |
3歳 | 9.8% | 27.4% |
4歳 | 10.4% | 25.4% |
5歳 | 4.7% | 19.2% |
6歳 | 4.0% | 20.0% |
見て分かるように、勝率が最も高いのは4歳となります。
2歳、3歳の成績も良いですが、4歳や5歳での成績も悪くはありませんので、一概に早熟とは言えないでしょう。
ただ、現状をみるかぎり晩成型ではないので、年齢を重ねれば重ねるほど味の出るタイプの種牡馬ではないです。
札幌競馬場が得意
各競馬場ごとで見ると、札幌競馬場での成績が良いです。
競馬場別成績
競馬場 | 勝率 | 複勝率 |
札幌 | 10.3% | 32.4% |
函館 | 9.7% | 32.0% |
新潟 | 6.9% | 24.1% |
東京 | 10.0% | 28.2% |
中山 | 9.9% | 24.4% |
中京 | 10.2% | 28.0% |
京都 | 8.5% | 28.0% |
阪神 | 10.1% | 25.5% |
福島 | 8.9% | 25.3% |
小倉 | 8.7% | 21.5% |
勝率は札幌や中京、阪神、東京などが良いです。
ただ、勝率・複勝率ともに高いのは札幌競馬場です。
というよりは、札幌や函館の成績が良いので北海道での成績が良いのかもしれません。
一方で、圧倒的に成績が悪いのが新潟競馬場です。
新潟だけなぜか極端に成績が悪いです。
新潟競馬場は左回りで平坦コースという特徴がありますが、ドレフォン産駒は別に左回りや平坦コースを苦手にはしていません。
ですが、なぜか新潟競馬ではあまり好走しないんです。
大きい馬が好走する
馬体重が540㎏以上のドレフォン産駒の成績が良いです。
勝率は14.1%、複勝率は35.2%で、単勝回収率も複勝回収率も100%を超えています。
母数自体は少ないですが、主にダートで幅広く活躍しています。
ドレフォン産駒で馬体重が540㎏を超えていたら狙い目と言えるでしょう。
芝の道悪は苦手
芝もダートも走る産駒を出す種牡馬の場合、芝の道悪も走りそうなイメージがあります。
ですが、ドレフォン産駒の場合は異なります。
馬場状態別成績
馬場状態 | 勝率 | 複勝率 |
芝・良 | 6.8% | 22.7% |
芝・稍重 | 4.7% | 19.5% |
芝・重 | 2.3% | 18.6% |
芝・不良 | 11.1% | 22.2% |
不良馬場での成績が良く見えますが、これは母数が少ないためです。
重馬場と不良馬場ではどちらも1勝しかしていません。
そのため、芝のレースでの重馬場や不良馬場ではドレフォン産駒の評価はさげたほうがいいでしょう。
ただ、一方でダートの重や不良馬場での成績は悪くありません。
あくまで苦手なのは芝の道悪となります。
まとめ
ドレフォン産駒は他の競走馬とは少し異なる特徴があります。
- 芝もダートも走るがダートの方が成績が良い
- キングカメハメハや松山騎手と相性が良い
- 芝の道悪は苦手
- 距離適性は幅広い
などがドレフォン産駒の特徴になります。
ドレフォン産駒の特徴を把握して、予想にお役立てください。
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