今、最も活躍している種牡馬がキズナです。
現役時代も活躍していましたが、種牡馬での活躍も素晴らしいです。
とはいえ、キズナ産駒を買っていれば必ず的中できるかと言われればそうではなく、キズナ産駒の特徴や傾向を知ったうえで馬券を買う必要があります。
ここでは、キズナ産駒の特徴や傾向を競馬初心者でも分かるような形で紹介していきます。
キズナとは
成績 | 主な勝鞍 |
14戦7勝 | 2013年日本ダービー(G1) |
芝の中長距離路線で活躍した馬です。
キズナは2012年に京都競馬場でデビューすると、新馬、500万下と連勝し、早い時期から活躍します。
そして、3歳時にはホースマンの誰もが憧れる日本ダービーでG1初勝利をあげました。
ダービー後は勝つことはできませんでしたが、凱旋門賞で4着に来るなどインパクトを残しました。
2015年天皇賞春(G1)7着を最後に引退し、種牡馬となりました。
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キズナ産駒の特徴や傾向
ここでは、データを基にしたキズナ産駒の特徴や傾向をまとめています。
競馬初心者にも分かるような形で紹介していきます。
データに関しては2023年2月~2025年2月までのデータとなります。
芝もダートも走る
現役時代、キズナは芝のレースしか出走していませんでしたが、キズナ産駒は芝もダートも走ります。
馬場 | 勝率 | 複勝率 |
芝 | 11.9% | 31.0% |
ダート | 11.1% | 27.7% |
上記を見て分かるように、芝でもダートでもしっかりと結果が出ています。
また、勝率10%超えは非常に高い数字でもあります。
以前、当ブログで紹介したゴールドシップ産駒は勝率が4%ほどでしたので、それと比べると圧倒的な数字です。
ゴールドシップ産駒の特徴は?有力馬は?ゴールドシップ産駒についてまとめてみた!
芝もダートでも結果を残す馬を出せる種牡馬はそこまで多くありません。
キズナの父ディープインパクトも芝では産駒が圧倒的な結果を残しましたが、ダートではほとんど活躍しませんでした。
ですので、キズナの1番の特徴は芝もダートも走るという部分になります。
1800m~2500mが良い
距離 | 勝率 | 複勝率 |
1200m | 7.7% | 19.4% |
1600m | 12.1% | 29.3% |
1800m | 13.4% | 34.0% |
2000m | 13.3% | 30.4% |
2400m | 13.4% | 42.5% |
2500m | 13.3% | 40.0% |
3000m | 0% | 11.8% |
キズナ産駒の傾向としては、中長距離戦が得意です。
特に1800m~2500mの間での活躍が目立っています。
短距離でもある程度の結果を残していますが、キズナ産駒の成績と考えると物足りなさがあります。
また、中長距離といっても3000m以上の成績は良くありません。
出走頭数が少ないというのもありますが、基本的にキズナ産駒を狙うなら1800m~2500mのレースがいいでしょう。
ちなみに、キズナ産駒の特徴として芝もダートも走るとお伝えしたように、1800m~2500mの間であれば芝・ダート問わず成績が良いです。
前走凡走からの巻き返しがある
競馬において前走凡走していた馬はあまり人気しません。
前走凡走するということは、今回も同じように凡走する可能性が高いと考えるからです。
ただし、キズナ産駒の場合は前走凡走していても、急に巻き返す可能性があります。
前走着順 | 勝率 | 複勝率 |
14着 | 7.6% | 21.2% |
15着 | 0% | 14.5% |
前走が14着や15着の複勝率が非常に高いです。
どちらも複勝率回収率に関しては100%を超えています。
なので、前走で大敗しているからといった理由でキズナ産駒を消すのは危険と言えます。
また、穴党にとってもキズナ産駒は狙い目の馬ではあります。
ダート替わりが狙い目
キズナ産駒はダート替わりが狙い目というのは周知の事実ではあります。
ダート替わりというのは前走芝を走っていた馬が今回ダートに出走してくることです。
ただ、むやみやたらにダート替わりを狙うのはおすすめしません。
というのも、前走どの芝コースで走っていたかが重要となってきます。
おすすめは前走が
- 京都芝1800m
- 中京芝2000m
- 東京芝1800m
だった馬です。
一方で、前走が東京芝2000mや小倉芝1200mだった馬はあまりおすすめしません。
キズナ産駒のダート替わりが狙い目というのは知られていることでもあるので、オッズ妙味があまりないです。
なので、上記のように狙いを絞って買うことをおすすめします。
早い時期に活躍する
キズナ産駒の特徴として、2歳馬の成績が非常に良いです。
年齢 | 勝率 | 複勝率 |
2歳 | 16.3% | 41.6% |
3歳 | 14.1% | 32.9% |
4歳 | 10.8% | 29.5% |
古馬になっての成績も悪くはないですが、キズナ産駒を積極的に狙うなら2歳戦が良いと言えるでしょう。
特に2歳戦の中でも7月~9月の成績がかなり良く、複勝率に関しては50%を超えていますので馬券の軸にはもってこいの馬とも言えます。
馬場状態に左右されにくい
ダートも芝も走る特徴のおかげか分かりませんが、キズナ産駒は馬場状態にあまり影響されません。
重馬場になったら全くダメな産駒や道悪しか走らない産駒などがいますが、キズナの場合は良馬場でも重馬場でも好成績を残しています。
これはダートも芝も同じです。
ただ、芝の不良馬場だけは成績があまり良くありませんが、これはそもそも母数が少ないため苦手とは言い切れないです。
まとめ
キズナ産駒の特徴や傾向は
- ダートも芝も走る
- 中長距離の成績が良い
- 2歳馬が狙い目
- ダート替わりが狙い目
- 馬場状態に左右されない
この5つとなります。
他にもあることはありますが、多すぎても予想する際に困ると思うので今回は絞って紹介しました。
他にも当ブログでは様々な競馬の傾向や競馬場の傾向などをまとめています。
よければご覧ください。