競走馬

現役の地方馬で一番強いモジアナフレイバーについてまとめてみた

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2020年現在、現役地方最強馬と言われて多くの人がモジアナフレイバーを思い浮かべると思います。

 

基本的に地方の馬は中央の馬とは大きな力差がありますが、モジアナフレイバーは中央の馬にも引けを取りません。

 

ここでは、現役の地方馬で一番強いモジアナフレイバーについて紹介します。

 

 

モジアナフレイバーとは

 

 

モジアナフレイバーとは地方競馬である大井競馬所属の牡馬です。

 

父はバトルプラン、母はナスケンアイリスとなっており、半弟には中央のダートで活躍しているゴルトマイスターなどがいます。

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馬主は冠名がフレイバーの尾田信夫氏、厩舎は福永敏厩舎です。

 

主戦は繁田健一騎手で、デビューから全てのレースで手綱を取っています。

 

2019年2月現在、14戦8勝で主な勝鞍は東京記念や勝島王冠です。

 

モジアナフレイバーのすごい所は生え抜きの地方馬でありながら、中央の馬たちと張り合えている点です。

 

地方馬と言っても実際は中央から転入してきた馬が多く、主に地方競馬で活躍しているのは元中央馬です。

 

しかし、モジアナフレイバーは根っからの地方馬となっています。

 

 

主戦騎手が繁田健一

 

地方競馬も中央競馬と同様にトップジョッキーとそうでないジョッキーの差が激しいです。

 

そのため、有力馬のほとんどがトップジョッキー騎乗となってしまいます。

 

仮に有力馬に若手騎手などが騎乗していても、結果に問わず乗り替わりとなることがほとんどです。

 

南関東競馬では森泰斗や御神本訓史、矢野貴之、笹川翼などがリーディング上位を占めます。

 

モジアナフレイバーの主戦騎手である繁田健一ジョッキーは2018年の南関東競馬リーディング8位、2019年は14位とトップジョッキーではありません。

 

しかし、モジアナフレイバーの結果がどうであれ、これまで一度も乗り替わったことはありません。

 

これは非常に珍しいことで、モジアナフレイバーの羽田盃や東京ダービーは決してスムーズな騎乗ではなく、普通は乗り替わりになってもおかしくありませんが、そうはなりませんでした。

 

モジアナフレイバーと繁田健一はそれほど強い絆のあるコンビです。

 

 

デビューから4連勝

 

モジアナフレイバーは2017年6月8日に大井競馬場でデビューしましたが、ゲート内で暴れたため、競走除外になってしまいます。

 

そのため、レースに出走したのは2017年10月2日が最初で、圧倒的な1番人気に推され、見事勝利しました。

2着に9馬身差をつける圧勝で、将来が期待できる走りを見せました。

 

その後もトントン拍子で勝っていき、デビューから4連勝しました。

 

 

初めての重賞は4着に終わる

 

 

モジアナフレイバーはデビューから4連勝し、無傷のまま初めての重賞(羽田盃)に出走します。

 

京浜盃などを制したヤマノファイトが1番人気に推され、モジアナフレイバーは2番人気となりました。

 

レースでは道中7番手あたりを追走し、最後の直線では突き抜けるかと思われましたが、思ったよりも伸びず4着に終わりました。

 

このレースで優勝したヤマノファイトや2着のリコーワルサー、3着のハセノパイロとはこの先、何度も戦うこととなります。

 

 

東京ダービーも4着

 

モジアナフレイバーは羽田盃後、2018年6月に行われた東京ダービーに出走します。

 

東京ダービーとは南関東競馬の3歳クラシックの第2冠として、非常に名誉あるレースとなっています。

クラシックについては競馬のクラシックレースとはをご覧ください。

 

レースではスタートから後方で競馬を進め、最後の直線では上がり最速の脚を使って、追い込みますが、4着に終わります。

 

今までとは違った形の競馬を見せてくれましたが、惜しくも勝つことはできませんでした。

 

 

勝島王冠で重賞初制覇

 

東京ダービーの後、モジアナフレイバーは10月にOP初勝利を挙げ、2018年12月に大井競馬場で行われた勝島王冠に出走します。

 

モジアナフレイバーは、ここまでの7戦全てが同世代の馬との対決でしたが、この勝島王冠で初めて古馬との対決となりました。

 

勝島王冠には2017年のダートダービー馬ヒガシウィルウィンや中央の重賞を勝ったことのあるリッカルドなど、豪華なメンバーが出走してきました。

 

3番人気に推されたモジアナフレイバーは東京ダービーの時と同様に、道中は後ろで待機し、最後の直線で38.1という驚異的な脚を使って優勝しました。

 

斤量が53キロと軽かったとはいえ、最後の末脚は目を見張るものがありました。

 

 

大井記念を圧勝

 

 

勝島王冠後、中央の強豪がたくさん出走するG1東京大賞典に出走しますが、見せ場なく9着に終わります。

 

その後、モジアナフレイバーはしばしの休養に入り、2019年5月の大井記念競走に出走します。

 

大井記念にはG1を3勝しているサウンドトゥルーやG3マーチステークスを制したセンチュリオンなど、南関東競馬の中でトップに君臨する馬たちが出走してきました。

 

また、ここには羽田盃の時に完敗したヤマノファイトも出走してきました。

 

レースでは最後の直線で外から突き抜けて、完勝しました。

 

2着のセンチュリオンには3.1/2馬身差、3着には約2秒差をつけ、まさに圧勝という内容となりました。

 

レース後、福永調教師は「本調子にはもうちょっとかなと思っていたので、ビックリした」とコメントしており、本調子でなくてもこれだけの能力が出せるモジアナフレイバーに多くの競馬ファンが驚愕しました。

 

 

G1を2戦連続で掲示板

 

まず、中央所属の強豪馬ばかりが出走するG1で、生え抜きの地方馬が活躍するのは非常に難しいです。

 

しかし、モジアナフレイバーは大井記念後のG1帝王賞とマイルチャンピオンシップでいずれも掲示板に入りました。

 

帝王賞では2019年のフェブラリーステークスを制したインティよりも先着し、マイルチャンピオンシップでもG1を5勝しているゴールドドリームとクビ差の4着と大健闘します。

 

どちらのレースでも生え抜きの地方馬では最先着でした。

 

 

勝島王冠を連覇

 

G1で好走しているモジアナフレイバーは昨年優勝した勝島王冠に出走します。

 

近走の成績や相手関係からモジアナフレイバーは1番人気に推されました。

 

ただ、このレースにはノンコノユメやグレンツェントなど中央でも好走実績のある有名馬が出走しており、厳しいレースになると予想されていました。

 

しかし、レースは予想とは裏腹にモジアナフレイバーの完勝で幕を閉じました。

 

この時点でモジアナフレイバーは南関東競馬の中では一番強い馬となりました。

 

 

東京大賞典で3着

 

 

驚異的な成長を遂げているモジアナフレイバーは2019年12月に行われたG1東京大賞典に出走しました。

 

いくら地方で一番強くても、東京大賞典に出走してくるのは中央で活躍している馬ばかりで、モジアナフレイバーは1、2番人気のオッズとは大きく離れた4番人気となりました。

 

スタート後、有力馬の中では後方でレースを進め、最後の直線で外からいい脚で追い込みましたが届かず、3着に終わりました。

 

生え抜きの地方馬では最先着なのは当然のこと、一番人気の現役ダート最強馬ゴールドドリームよりも先着する快挙を成し遂げました。

 

 

TCK大賞を受賞

 

 

モジアナフレイバーは2019年のTCK大賞を重賞しました。

 

TCK大賞とは大井競馬場で優秀な成績を収めた馬に贈られる賞です。

 

モジアナフレイバーは大井記念を優勝し、東京大賞典でも3着に入るなど大井競馬で大活躍したため、当然の受賞となりました。

 

 

モジアナフレイバーの次走

 

モジアナフレイバーの次走は2020年2月に東京競馬場で行われるフェブラリーステークスです。

 

その後、3月にドバイのメイダン競馬場で行われるゴドルフィンマイルに出走予定です。

 

地方所属馬としては15年ぶりのドバイ遠征となります。

 

 

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