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予後不良で死亡した馬たち【2020年版】

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競馬ではレース中のアクシデントや事故で、予後不良となる競走馬がいます。

 

予後不良は起きて欲しくない出来事ですが、競馬がある以上、仕方のないことでもあります。

 

ここでは、近年で予後不良と診断された馬をまとめています。(2020年3月現在)

 

ただ、地方競馬の馬や勝ち星の少ない馬は省略しています。

 

 

予後不良とは

 

 

そもそも予後不良について知らない人もいるでしょう。

 

予後不良とは、脚の故障などで回復が極めて困難と診断され、殺処分となることです。

 

競走馬は回復困難なケガをしてしまうと、自力で立つことができなくなり、死んでしまいます。

そのため、回復困難な脚のケガをした場合に予後不良の診断となってしまいます。

 

予後不良を診断された馬は主に薬によって殺処分されます。

 

 

予後不良となった馬たち

 

 

ここでは、主に2018年以降で予後不良となった馬たちをまとめました。

重賞勝ちや勝ち星の多い馬を中心にまとめています。

 

 

マイネルフロスト

 

2019年のアメリカジョッキークラブカップで右第1指関節脱臼のため、予後不良となりました。

 

マイネルフロストは2014年のG3毎日杯を優勝するなど、通算4勝を挙げる活躍を見せました。

 

勝ててはいないものの、重賞でたびたび好走しており、新潟大賞典や七夕賞などで2着に入っています。

 

特に、ワンアンドオンリーが優勝した2014年のG1日本ダービーでは12番人気ながら3着と好走しました。

競馬のG1とは?G1についてまとめてみた

 

マイネルフロストにはマイネル軍団のお馴染みの柴田大知や丹内祐次、松岡正海などが騎乗しており、様々な騎手で好走しています。

 

予後不良となったアメリカジョッキークラブカップでは、向正面で後方から2番手に上がる頑張りを見せてくれましたが、4コーナー手前で故障してしまいました。

 

長きにわたって重賞戦線を盛り上げてくれたマイネルフロストは多くの競馬ファンの心に残りました。

 

 

フミノムーン

 

2020年2月の障害初戦で着地に失敗し、右第3中手骨開放骨折のため予後不良となりました。

 

重賞勝ちはないものの、1200m戦を中心に6勝を挙げました。

 

重賞には何度も出走しており、2018年のシルクロードステークスでは15番人気ながら3着と好走しました。

 

ただ、人気すると飛ぶ傾向にあり、ファルコンステークスや淀短距離ステークスでは1番人気ながら馬券外に飛んでいます。

 

大敗が続いた8歳のころ障害に転向しましたが、障害初戦で悲劇を迎えました。

 

 

テトラドラクマ

 

2020年の1月にレース中ではなく運動後に暴れて機械に強打し、予後不良となりました。

 

通算成績は11戦3勝で、2018年にはクイーンカップを制しました。

 

クイーンカップを制して以降、惨敗が続いていましたが2019年のオーロカップで勝利を挙げ、復活が期待された矢先の事故となってしまいました。

 

引退後は繁殖牝馬としても活躍するであろう馬でしたので、多くの競馬ファンが悲しみに暮れました。

 

 

レッドルーラー

 

2018年の障害オープンで左踵骨粉砕骨折し、予後不良となりました。

 

平地で4勝、障害で1勝を挙げる活躍を見せてくれました。

 

主な勝鞍は2013年の若葉ステークスで、7番人気ながら優勝しました。

 

この若葉ステークスには、後に日経新春杯など重賞を4勝したサトノノブレスや目黒記念2着のレコンダイトが出走しており、能力の高い馬を抑えての優勝でした。

 

レッドルーラーにはスミヨンやアッゼニ、バルジューなど様々な外国人騎手が騎乗しました。

日本で活躍できなかった外国人騎手をまとめてみました

 

 

ブライトライン

 

2018年の室町ステークスで左前脚を故障し、予後不良となりました。

 

通算成績は45戦7勝で、重賞を2勝しています。

 

ブライトラインといえば、芝とダート両方の重賞を制しており、二刀流の馬でした。

4歳の2月までは芝レースで活躍し、それ以降はダートで活躍しました。

 

2014年には海外のゴドルフィンマイルに出走するなど、数多くの競馬場で走っており、芝・ダートだけではなく様々なコースで好走しました。

 

9歳まで頑張って走っていましたが、非常に残念な最後となってしまいました。

 

 

ダノンメジャー

 

2018年の小倉大賞典にて左第1指関節脱臼を発症し、予後不良となりました。

 

通算成績は29戦6勝で、重賞勝ちはありませんが都大路ステークスなど、OPで2勝しています。

 

デビューから2連勝するなど早い時期から期待されていた馬で、一時期は低迷するものの、2018年の金杯で4着になるなど調子を上げてきた矢先の予後不良となってしまいました。

 

ダノンメジャーはドゥラメンテが優勝した2015年の日本ダービーなど、数多くの重賞に出走しました。

 

2歳のころに出走した京都2歳ステークスでは、後にジャパンカップを制し、2019年の有馬記念で引退したシュヴァルグランに先着しています。

2019年の有馬記念で引退した馬についてまとめてみた

 

 

タンタアレグリア

 

2019年に調教中に故障し、予後不良となりました。

 

2017年のG2アメリカジョッキークラブカップを7番人気ながら優勝しました。

ちなみに、このレースでシングウィズジョイという馬が予後不良となっています。

 

タンタアレグリアは2017年のオールカマー以降、長期休養しており、復帰を目指して調教している最中の故障となってしまいました。

 

天皇賞春や阪神大賞典で掲示板内に入る活躍を見せており、生きていれば長距離界のスターホースとなっていたことでしょう。

 

 

まとめ

 

今回紹介した馬はごく一部で、予後不良と診断されている馬はたくさんいます。

 

どんな馬にもレースのちょっとしたアクシデントでこの世を去る可能性があります。

 

多くの競馬ファンが予後不良という言葉を聞きたくないと思っていますが、競馬がある以上この先も予後不良となる馬は後を絶たないでしょう。

 

 

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