競馬場にはそれぞれ特徴があり、それを知ることで競馬をより深く楽しむことができます。
現在、中央競馬の競馬場は全国に10か所あり、競馬場によって特徴がそれぞれ違います。
ここでは、初心者の方が最低限知っておくべき競馬場の知識を紹介します。
右回り、左回り
競馬場には右回りと左回りの競馬場が存在しています。
右回りが得意な馬や左回りが苦手な馬など、馬によって得意不得意な回りがあります。
予想する上で、どっち回りが得意かなどを考えるのは非常に大切なことです。
基礎知識として、どの競馬場がどっち回りかを知っておきましょう。
右回りの競馬場
中山競馬場
阪神競馬場
京都競馬場
札幌競馬場
函館競馬場
福島競馬場
小倉競馬場
左回りの競馬場
東京競馬場
中京競馬場
新潟競馬場
坂があるかないか
多くの競馬場のコースには坂があります。
最後の直線に坂があったり、中盤に高低差4mの坂など競馬場によって坂の位置も異なります。
坂のあるコースが得意な馬や不得意な馬がいるので、坂があるかないかを知ることは予想に役立ってきます。
坂がない競馬場は2つあります。
札幌競馬場と新潟競馬場(内回り)で、他の8つの競馬場はそれなりに坂があります。
また、高低差が一番激しい競馬場は、中山競馬場です。
コース全体の高低差が5.3mあり、ゴール前にも急な上り坂が待ち受けています。
最後の直線で失速していく馬がいるのは、こういった坂が原因でもあります。
最後の直線の長さ
競馬場によって、最後の直線の長さが変わります。
最後の直線が短ければ逃げ馬に有利など、最後の直線の長さによって有利不利な馬のタイプがあります。
直線が長い競馬場の代表例
東京競馬場
新潟競馬場
直線が短い競馬場の代表例
札幌競馬場
函館競馬場
基本的に左回りの競馬場の直線は長いと覚えておくといいかもしれません。
直線だけのコースがある競馬場
これは、おまけとして覚えておいてほしいことです。
10か所ある競馬場で、唯一直線だけのコースがある競馬場が新潟競馬場です。
芝の1000mのレースのみで使われています。
スタートからゴールまで一度もコーナーを曲がらないので、コーナリングが苦手な馬などが出走します。
このコースは基本外枠が有利となっています。
なので、多くの馬がレース中、外側を走ろうとするので馬を間近で見ることができるのも新潟競馬場の魅力です。
まとめ
今回紹介した知識を覚えておけば、今後の競馬予想の役に立つと思います。
競馬を楽しむにはそれなりの知識が必要となってきます。
徐々に色んな事を覚えていき、競馬をより一層楽しんでいきましょう。
また、気になる競馬場があったら、ぜひ足を運んでみたらいかがでしょうか。