年始の競馬の話題の一つが
年度代表馬です。
満場一致の年もあれば、
票が割れる年もあるなど、
様々な話題を呼びます。
ここでは、
歴代の年度代表馬について
まとめてみました。
全てを取り上げるときりがないので、
今回は2015年以降の年度代表馬をまとめています。
何度か年度代表馬を受賞している馬も
各年度ごとで取り上げていきます。
年度代表馬とは
1年でもっとも活躍した競走馬に与えられる賞
JRA賞競走馬各部門賞の中から投票で選出され、
1月に受賞馬が発表されます。
知名度だけでは当然選ばれることはなく、
基本的にはその年にG1を何勝、
もしくは、G1で好走していないと厳しいです。
2015年 年度代表馬 モーリス
年齢 | 4歳 |
2015年成績 | 6戦6勝 |
2015年G1勝利 | 安田記念、マイルCS、香港マイル |
2015年にマイル戦を中心に活躍し、
年度代表馬に選出されたのがモーリスです。
2015年に受賞していますが、
2014年までの成績は7戦2勝とそこまで
活躍はしていませんでした。
ですが、2015年の1月に
1000万下(今だと2勝クラス)を勝つと
そこから次々に勝ち星を重ね、
2015年は6戦6勝の活躍をみせました。
初のG1挑戦となった安田記念では
1番人気に恥じない正攻法の競馬で
後続の猛追を振りきり完勝しました。
そして、2015年12月には初めての海外遠征で
香港マイルに挑戦し、そこでも海外の強豪馬を
抑え勝利しました。
2016年もG1を3勝しましたが、
残念ながらもっとインパクトを残した馬に
年度代表馬は持ってかれてしまいました。
2016年 年度代表馬 キタサンブラック
年齢 | 4歳 |
2016年成績 | 6戦3勝 |
2016年G1勝利 | 天皇賞春、ジャパンカップ |
2015年に菊花賞を勝利し
G1馬として2016年を迎えたキタサンブラック
2016年初戦の産経大阪杯(G2)では、
最後に同世代のアンビシャスに差され
黒星スタートとなりました。
しかし、5月の天皇賞春では、
最内枠から見事なスタートともに
最後までハナを譲らず優勝しました。
春3戦目の宝塚記念では
同世代のダービー馬ドゥラメンテと
どちらが勝つか注目されていましたが、
勝ったのはまさかの8番人気伏兵マリアライトで
キタサンブラックは3着でした。
夏は休養に入り、
秋初戦の京都大賞典(G2)を快勝すると、
迎えたジャパンカップでは天皇賞春の時と同様に
最内から抜群のスタートを決め、
そのまま逃げ切り勝利しました。
年末の有馬記念は3歳馬サトノダイヤモンドに
ゴール寸前で交わされての2着でした。
2017年 年度代表馬 キタサンブラック
年齢 | 5歳 |
2017年成績 | 6戦4勝 |
2017年G1勝利 | 大阪杯、天皇賞春、天皇賞秋、有馬記念 |
2016年、2017年と
2年連続の年度代表馬受賞となりました。
ちなみに、2年連続の年度代表馬受賞で言えば、
ディープインパクトやウオッカなどが挙げられます。
2017年のキタサンブラックは
産経大阪杯(G2)が大阪杯(G1)に昇格したこともあり、
2016年と違い出走したレースは全てG1でした。
その記念すべきG1初昇格最初の大阪杯(G1)では
好位でレースを運び、
直線で先頭に立つと後続を寄せ付けず完勝でした。
続く天皇賞春も難なく勝利し、
昨年、3着に敗れた宝塚記念に挑みます。
G1を2連勝中ということもあり、
ここでは単勝1.4倍の圧倒的人気に推されますが、
最後の直線でみるみる失速しまさかの9着となりました。
そして、夏は昨年と同じく休養に入り、
迎えた秋初戦の天皇賞秋では
不良馬場で多くの馬が外に進路をとる中、
内を選択し、宝塚記念の惨敗を払拭するような勝利を収めました。
ジャパンカップは3着に敗れますが、
ラストランとなった有馬記念では危なげない走りで
有終の美を飾りました。
2018年 年度代表馬 アーモンドアイ
年齢 | 3歳 |
2018年成績 | 5戦5勝 |
2018年G1勝利 | 桜花賞、オークス、秋華賞、ジャパンカップ |
2018年の牝馬クラシック3冠を果たしたアーモンドアイ
2018年初戦のシンザン記念を難なく勝利し、
迎えた初めてのG1桜花賞では、
阪神JFを勝ったラッキーライラックに次ぐ2番人気に推されます。
直線に向いた際はラッキーライラックが
勝ったかと思われましたが、
大外から一気にアーモンドアイが交わし勝利を収めました。
ここで一気にこの世代の主役に
躍り出たアーモンドアイは
続くオークス、秋華賞を制し、
牝馬クラシック3冠を成し遂げました。
そして、2018年11月のジャパンカップでも
古馬の一線級相手に圧倒的なタイムを残し
勝利を収めました。
2019年 年度代表馬 リスグラシュー
年齢 | 5歳 |
2019年成績 | 5戦3勝 |
2019年G1勝利 | 宝塚記念、コックスプレート、有馬記念 |
2019年の初めは誰もリスグラシューが
年度代表馬になるとは思っていなかったことでしょう。
2018年のエリザベス女王杯で初めてG1勝ちを収めますが、
その後の香港ヴァーズや金鯱賞、QE2世カップでは
なかなか勝ち切れずにいました。
ただ、2019年の宝塚記念で
メンバーレベルがそこまでではありませんでしたが、
2着に3馬身差をつける圧勝劇をみせました。
そして、次走のオーストラリアで行われた
コックスプレートでも強豪な海外馬相手に
快勝しました。
そして、引退レースとなった有馬記念でも
圧倒的1番人気のアーモンドアイを負かし、
有終の美を飾りました。
2020年 年度代表馬 アーモンドアイ
年齢 | 5歳 |
2020年成績 | 4戦3勝 |
2020年G1勝利 | ヴィクトリアマイル、天皇賞秋、ジャパンカップ |
2018年に次ぎ、
2度目の年度代表馬受賞となったアーモンドアイ
2年連続での受賞馬は結構いますが、
隔年での受賞は近年だとジェンティルドンナしかいません。
2018年の有馬記念で惨敗を喫したとはいえ、
2019年の初戦、ヴィクトリアマイルでは
単勝オッズ1.4倍の1番人気に推されました。
単勝1.0倍は起こるのか?1倍台の勝率は?単勝1倍台についてまとめてみた
そして、人気通り他馬を寄せ付けない
圧倒的な走りで勝利しました。
続く、安田記念でも今度は単勝1.3倍に推されますが、
出走間隔の短さが影響したのか2着に敗れます。
そこから間隔は空き、
秋初戦となった天皇賞秋では
最後の直線でフィエールマンに迫られるものの
しのぎ切り勝利しました。
ラストランとなったジャパンカップでは
3冠馬コントレイル、デアリングタクトなど
豪華メンバー相手に格の違いをみせつけ
有終の美を飾りました。
2021年 年度代表馬 エフフォーリア
年齢 | 3歳 |
2021年成績 | 5戦4勝 |
2021年G1勝利 | 皐月賞、天皇賞秋、有馬記念 |
久々の3歳牡馬で年度代表馬受賞となったエフフォーリア
3歳初戦となった共同通信杯では
4番人気とそこまで人気はありませんでしたが、
2着以下に差をつける完勝劇を見せました。
そして、迎えた皐月賞では
抜群の手ごたえのまま直線を迎え、
どんどんリードを広げ2着に3馬身差をつけて勝利しました。
ダービーでは皐月賞の完勝劇から
圧倒的1番人気に推されました。
最後の残り200mでは勝ったかと思われましたが、
内からシャフリヤールが伸びてきて、
ハナ差の2着という結果に終わりました。
秋は菊花賞ではなく天皇賞秋を選択し、
コントレイルやグランアレグリアなどを抑え、
優勝しました。
続く、有馬記念でも前年の
勝ち馬クロノジェネシスなどがいるなか、
勝利をおさめ古馬相手のG1を連勝しました。
2022年 年度代表馬 イクイノックス
年齢 | 3歳 |
2022年成績 | 4戦2勝 |
2022年G1勝利 | 天皇賞秋、有馬記念 |
G1は2勝のみでしたが、
288票中282票を獲得し
年度代表馬に選ばれたイクイノックス
2022年初戦の皐月賞ではジオグリフに交わされ、
ダービーではドウデュースに交わされての
2着となりました。
ただ、秋になるとさらに力をつけ、
天皇賞秋でG1初制覇となります。
そして、クリスマスに行われた有馬記念では
昨年の年度代表馬エフフォーリアなどを抑え、
勝利しました。
2023年 年度代表馬 イクイノックス
年齢 | 4歳 |
2023年成績 | 4戦4勝 |
2023年G1勝利 | ドバイシーマクラシック、宝塚記念、天皇賞秋、ジャパンカップ |
キタサンブラック以来の2年連続の
年度代表馬受賞となったイクイノックス
2023年は2022年以上の活躍を見せました。
春初戦のドバイシーマクラシックを快勝し、
続く、宝塚記念でも単勝オッズ1.3倍に推される中、
その人気通りに好走し勝利しました。
夏は休養し、迎えた秋初戦の天皇賞秋では、
勝ち時計1分55秒2という驚異のレコードタイムで
勝利しました。
もはや敵なしとなったアーモンドアイは
ジャパンカップでも3冠馬リバティアイランドなどを抑え、
圧勝しました。
2024年 年度代表馬 ドウデュース
年齢 | 5歳 |
2024年成績 | 4戦2勝 |
2024年G1勝利 | 天皇賞秋、ジャパンカップ |
2023年の有馬記念を勝利し、
イクイノックスが抜け主役不在の
競馬界に名乗り上げたドウデュース
ただ、2024年の春は不調に悩まされ、
ドバイターフ5着、宝塚記念6着と
思うような結果を残せませんでした。
そして、迎えた秋初戦の天皇賞秋では
これまでの戦績から2番人気となりますが、
ラスト3ハロン32.5という驚異の末脚を披露し、
完勝しました。
続く、ジャパンカップでも天皇賞秋と同様に
ラスト3ハロン32.7という末脚をマークし、
勝利しました。
有馬記念への出走も決まっていましたが、
直前で右前肢ハ行により取り消しとなり、
そのまま引退となりました。
歴代の年度代表馬よりも
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