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競馬のハロンとは?ハロンについてまとめてみた!

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競馬をやっているとよく「ハロン」って言葉を聞くと思います。

 

競馬をよく知らない人からすれば、
ハロンという言葉は全く意味が分からないと思います。

 

ただ、ハロンって言葉を知ると
競馬をより面白く観ることができます。

 

ここでは、競馬のハロンについてまとめています。

 

 

ハロンとは

 

 

そもそもハロンとは一体何なのかと言うと、

 

ハロンとは

イギリスで使われている距離を表す用語です。

 

つまり、ハロンと言われたら
距離を表していると考えて問題ないです。

 

ちなみに、英語では「furlong」と表記されます。

 

 

1ハロンについて

 

では、
ハロンというのが距離と言うのは分かったけど、
1ハロンは日本基準で考えるといくつなのか気になりますよね。

 

日本では、
1ハロン=約200メートルと換算します。

 

距離 ハロン
200m 1ハロン
400m 2ハロン
600m 3ハロン
800m 4ハロン
1000m 5ハロン
1200m 6ハロン

 

なので、1200m戦であれば6ハロンのレースですし、
日本ダービーなどの2400m戦なら12ハロンのレースと言えます。

 

ハロンに関しては距離ですので、
芝レースだろうがダートのレースだろうが
共通して1ハロン=約200mとなります。

 

 

1ハロンのタイム

 

1ハロン(200m)を競走馬はどれくらいの
時計で走るのか。

 

これを知っていると、知らないでは
予想スキルがだいぶ変わってきますので、
知って損はないです。

 

競走馬の場合、
1ハロンはだいたい11秒後半から12秒台で走ることが多いです。

 

人間だと200m走の人類最速が
ウサイン・ボルトが持つ19秒19ですので、
かなり速いことが分かります。

 

ただ、競馬の場合は
人間の200m走と違って、坂やコーナーがあります。

 

そのため、
平坦かつ直線の1ハロンなら11秒前半もありますし、
逆に坂とコーナーがきつい1ハロンは12秒台後半もあります。

 

ただ、イメージとしては、
芝レースで1ハロン12秒くらいが平均です。

 

 

ハロンごとのタイムを考慮した予想方法

 

だいたい1ハロン=12秒くらいですので、
5ハロン(1000m)通過が
60秒くらいだと平均ペースだと言えます。

 

そのため、
5ハロン(1000m)通過が57秒台とかであれば、
超ハイペースで逃げ・先行馬にはきついということが分かりますよね。

 

逆に5ハロン(1000m)通過が1分4秒とかなら、
超スローペースということが分かります。

 

ハイペースかスローペースかが分かれば、
その馬の力もよく分かってきます。

 

たとえば、
前走で超ハイペースのなか
逃げ切り勝ちをしていればその馬は強いと言えますよね。

 

また、ハイペースの中、
後方一気で勝った馬は展開に恵まれたとも考えられますよね。

 

このように着順だけでなく、
どういうレースで、どのような結果だったかが分かるため、
単に着順から予想するよりも精度は上がります。

 

 

調教の時計

 

調教(追い切り)時計も、
競馬新聞などには掲載されています。

 

たとえば、

○月〇日 栗東販路 良
54.7
39.3
25.4
12.3

 

競馬新聞の調教欄に上記のように書かれていたとします。

 

この場合は坂路を
ゴール前から1F(ハロン)が12.3秒
ゴール前から2F(ハロン)が25.4秒
走ったということが分かります。

 

なので、坂の最後の200mを
12.3秒で走ったと言えます。

 

これが早いかどうかは、
その日の馬場状態などにもよります。

 

ただ、坂路であれば、
ラスト1Fを11秒台で走れていれば早いと言えます。

 

 

ハロン棒とは

 

 

ハロン棒とは

ゴールから1ハロンごとに置かれた標識。

 

競馬場のコース柵の横に
数字が書かれた標識みたいなのがハロン棒です。

 

ゴールから3ハロン(600m)離れた場所に
「3」と書かれたハロン棒

 

ゴールから2ハロン(400m)離れた場所に
「2」と書かれたハロン棒

 

といったように、
1ハロンごとにハロン棒が置かれています。

 

つまり、その標識を見れば、
ゴールからどのくらいの距離にいるかが分かります。

 

レースを観ている時も、
あとどのくらいでゴールなのかは
近くのハロン棒を見れば分かります。

 

 

上がり3ハロンとは

 

上がり3ハロンとは

最後の600mをどれくらいのタイムで走ったかを表すもの。

 

海外では上がり2ハロン(400m)を
重視するところも多いですが、
日本の場合は上がり3ハロン(600m)を重視します。

 

競馬新聞にも「3F 33.4」などといった形で
記載されることが多いです。

 

ちなみに、3Fは
ハロン=furlongなので「F」と略されます。

 

また、レース実況も全馬がゴールした後に、
勝ち時計と上がり3ハロンの時計を言うことが多いです。

 

上記のことからも分かるように、
競馬予想において
上がり3ハロンの時計は非常に重要視されます。

 

上がりについての詳細は下記記事をご覧ください。

競馬の上がりとは?上がりについてまとめてみた

 

 

ハロンが理解できない場合は

 

ここまで読んでもハロンというのが
よく分からない場合は諦めましょう。

 

ハロンを理解していなくても、
競馬はできます。

 

何より、競馬は自分で予想しなくても、
的中さえできれば正義です。

 

競馬用語を理解するのが難しく、
予想するのも面倒な場合は予想サイトを使いましょう。

 

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