馬券を買う際に知っておいた方がいいことは色々とあります。
その中でもオッズについてはきちんと知っておいた方がいいです。
ここでは、オッズについて紹介します。
オッズとは
オッズとは馬券が当たった時の倍率のことです。
例えば、単勝オッズ15倍の馬の単勝を1000円買って的中した場合、15000円になって返ってきます。
3倍の単勝を1000円買って的中したら、3000円が返ってきます。
つまり、オッズに自分の購入金額を掛ければ、いくら払い戻されるかが分かるのです。
オッズは変動する
オッズは変動するものであり、変動の幅も大きいことを知っておくべきです。
先ほど紹介した、単勝オッズ15倍の馬を1000円買って的中したとします。
もしそのままのオッズで、その馬が勝ったら払い戻しは15000円になります。
しかし、オッズは変動するので10倍とかまで下がることも珍しくないです。
10倍だとその馬が勝ったとしても10000円の払い戻しになります。
なので、オッズを見て15倍つくから買ったとしても、最終的には下がるかも知れないということを頭に入れておいた方がいいです。
特に地方競馬はオッズの変動が激しいです。
レース開始20分前は単勝30倍ついていた場合も、レース開始3分前とかには10倍になっていたりすることがよくあります。
なぜオッズの変動に注意する必要があるというと理由は二つあります。
ガッカリする
一つは単純に当たった時にガッカリするからです。
馬券を買った時は結構なオッズだったのに、レース終了後オッズを見てみるとだいぶ低くなっていて、当たったのにちょっとがっかりしてしまいます。
よく競馬場で聞くのが「当たっただけでもいいや」です。
この言葉の意味は色々ありますが、配当が思ったよりつかなかった場合に言うことが多いです。
当たった時は純粋に喜びたいと思うので、最終オッズがどれくらいになるかなどを予想して馬券を買いましょう。
もしくは発走前に最終オッズを見てみましょう。
トリガミの可能性
もう一つの理由は「トリガミ」の可能性があるからです。
「トリガミ」とは馬券が当たったのにマイナスになることを指します。
競馬初心者の方でよくやる買い方が複数の馬の単勝や複勝を買うことです。
1レースで3頭の馬の単勝を500円ずつ買うとします。
その場合全部で1500円使うことになりますが、馬券が当たった際に1500円を超える配当でなければ「トリガミ」となります。
馬券を買う時にトリガミにならないように注意することはもちろんのこと、オッズが下がってしまった場合にトリガミになるという可能性も考慮しながら馬券を買うことをおすすめします。
馬連を買う時は馬単のオッズも確認しよう
馬連とはレースの1着と2着を順不同で当てる馬券です。
馬連を100円だけ買うのであればそのまま買っても問題ないですが、馬連を200円以上買うのであれば馬単のオッズにも注意しましょう。
例えば馬番3-5の馬連のオッズが10倍だとします。
これを200円買えば払い戻しは2000円となります。
しかし、この場合馬単で買った方が儲かる可能性があります。
ちなみに馬単とはレースの1着、2着を順番に当てる馬券です。
時々、馬単の3-5が21倍、5-3の馬単が28倍など馬単のオッズが馬連のオッズを2倍以上上回るときがあります。
この場合、馬連を200円買うよりも馬単マルチ(ここだと3-5と5-3の馬単)を買った方が当たった時の配当が大きくなります。
馬連の場合200円で2000円だったのが、馬単だと100円で2000円を超えてしまいます。
もちろん馬単マルチなので、馬連と使う金額は同じですが払い戻しの金額は変わります。
ですので、馬連や馬単の馬券を買う際はオッズを見比べて馬券を買うことをおすすめします。
まとめ
稼ぐことを目的としていないのならオッズに注意して馬券を買う必要はないですが、少しでも多く稼ぎたいのならオッズにも注意して馬券を買いましょう。
競馬場やウインズに行くと発売機が混むので早めに買わないといけませんが、ネットで買うなら締め切り1分前まで買うことができるので最後までオッズを見ることができます。
ですので、早めに買うのもいいですがオッズが気になる方はギリギリで買うことをおすすめします。