ギャンブルをやめたいのにやめられないという人は多いと思います。
そういう人はギャンブル依存症の可能性があります。
ギャンブル依存症の場合、病院などでカウンセリングや投薬を受けるのがベストな方法ではありますが、病院に行くということに抵抗のある人は多いのではないでしょうか。
ここでは、通院せずにギャンブルをやめる5つの方法を紹介します。
周囲に宣言する
ギャンブルはひとりで黙々とやめられるものではありません。
まずは、家族や友人などにギャンブルをやめることを宣言しましょう。
ギャンブルをやめると宣言することによって、ある種の責任感が芽生えます。
もし、やめることができなかった場合は罪悪感に苛まれますし、気持ちが傾いた時には周囲の人間がサポートしてくれます。
一番効果的なのはSNSなどで宣言することです。
監視の目が多ければ多いほど、やめようという気持ちが強くなります。
もし、約束を破れば炎上する可能性もあります。
何かリスクをつけることで「ギャンブルをやめなくては」という気持ちを維持させることができます。
不便な環境をつくる
ギャンブルをするのに不便な環境を自分で作ってみましょう。
たとえば、最寄り駅にパチンコ店がないところに引っ越してみたり、馬券や車券をネットから買えないようにするなど、ギャンブルを快適にできないようにしてみましょう。
引っ越しなどはお金がかかるし、簡単にはできないと思う人も多いかもしれません。
ただ、ギャンブルをやめずにこの先も大きな損失を出し続けるのであれば、やめるためにお金を使った方が最終的には得かもしれません。
また、今はネットから馬券や車券を買う人が多く、競馬場などに行かなくてもギャンブルができます。
なので、どうしてもギャンブルをやってしまう人はキャッシュカードや通帳を家族など信頼できる人に預けておきましょう。
そうすると、現地や場外馬券場に行かないと馬券を買えないので賭ける回数は減るでしょう。
身近にギャンブルが出来る環境があると、ついつい癖でギャンブルをしてしまうので、ギャンブルをするのに不便な環境をつくってみましょう。
新しい趣味を探す
ギャンブル以上にハマる趣味を探しましょう。
たとえば、中央競馬は土日の日中に行われますが、その時間をつぶせる趣味を探してましょう。
ギャンブル好きの多くはギャンブルがメインの趣味となっており、趣味の数が少ないです。
ギャンブル以上の趣味が見つかれば、ギャンブルに使っていた時間が減っていくので、だんだんとギャンブルと疎遠になっていきます。
これまでギャンブルに使っていたお金を少し趣味探しに投資していき、自分に合った趣味を一つか二つ見つけてみましょう。
生活リズムを変える
基本的にギャンブルは日中に行われているので、生活リズムを夜型にしてみましょう。
仕事の都合上、難しい人もいるでしょうが、夜型にシフトできる人は試してみましょう。
競馬の場合、ナイター競馬でも21時には終わるので、それ以降の時間は競馬をすることはできません。
つまり、夜型にシフトしてしまえば、ギャンブルをやりたくてもできなくなるのです。
ギャンブルをやりたいときにやれてしまう環境よりも、やりたくても絶対にできない環境に身を置く方がギャンブルをやめられる確率は高くなります。
完璧にギャンブルをやめることは難しいでしょうが、やる回数を減らしていけばギャンブルをやめることも不可能ではないです。
ギャンブルの情報を入れない
当たり前のことですが、ギャンブルに関するメディアなどを見ないようにしましょう。
たとえば、競馬が好きな人は競馬番組や競馬サイトを見ないようにします。
ギャンブルに関連したものに触れると、当然のことながらギャンブルがやりたくなってしまいます。
パチンコやスロットをやめたい人はできるだけパチンコ店のそばを通らないようにしましょう。
ギャンブルを急にやめることは難しいですが、ギャンブルに関連したメディアから離れることはそこまで大変ではないです。
競馬番組などはギャンブルをするモチベーションを高めてくれますが、逆に見なければモチベーションが上がることはありません。
また、周りにいるギャンブル好きの「競馬で30万取った!」など景気のいい話を聞いてしまうと「自分もやれば稼げるかも」と思ってしまうので、ギャンブルに関する話も聞かないようにしましょう。
まとめ
ギャンブルを完璧にやめたいなら病院に行くことをおすすめしますが、通院せずにギャンブルをやめたい人は新しい趣味を探したり、環境を変えてみることをおすすめします。
今回紹介した方法でギャンブルをやめられるかはその人の意思次第ですが、ギャンブルをする回数は確実に減らせることでしょう。
ギャンブルは良い面と悪い面があるので、適度に楽しみましょう。