地方競馬の予想方法で悩んでいる人は多いかと思います。
地方競馬は中央競馬と異なる所がいくつもあり、予想方法も変わってきます。
ここでは、競馬初心者や地方競馬初心者に向けた地方競馬の予想方法を紹介します。
中央競馬と地方競馬の違い
まずは、中央競馬と地方競馬の違いについて知りましょう。
簡単にまとめると、競走馬の能力と出走回数が違います。
中央競馬の馬の方が、地方競馬の馬より能力が高いです。
なので、中央競馬の方が地方競馬よりレベルが高いと言えます。
また、中央競馬の馬より、地方競馬の馬の方が走る回数が多いです。
地方競馬は開催日が多く、地方競馬所属の馬は出走する回数が多いです。
中央競馬では競走馬が中1週で走ることは少ないですが、地方では当たり前に行われており、連闘(今週も来週も走る)も多いです。
ほかに違いはたくさんありますが、知っておくべきことは少ないです。
地方競馬の予想方法
ここでは、どういった情報を参考に地方競馬の予想をするか紹介します。
逃げ・先行馬を狙う
地方競馬をやる上で鉄板の予想方法がこの逃げ・先行馬を狙うです。
地方競馬場は基本的に小回りで最後の直線が短いです。
なので、後ろの方にいる馬は届きづらく、前にいる馬たちが残りやすいです。
南関東競馬場(浦和、船橋、大井、川崎)の場合はある程度後ろにいる馬にもチャンスがありますが、他の地方競馬場だとほぼ前にいる馬で決まってしまいます。
逃げ・先行馬を狙うというのは、ある程度の競馬経験者なら知っていることなので、当然こういった馬は人気します。
逃げ・先行馬で上位人気を占めることは珍しくなく、オッズもとても低いのでトリガミにならないように注意が必要です。
持ちタイムが速い馬を買う
持ちタイム(持ち時計)とは競走馬がその競馬場のコースで記録した一番速いタイムです。
例えば、とある馬が大井競馬場の1600mを4回出走していて、一番速いタイムが1分41秒9だった場合、このタイムがこの馬の持ちタイムとなります。
中央競馬は出走回数が比較的少なく、同じ競馬場の同じ距離を走ることは数回しかありません。
しかし、地方競馬の競走馬は同じ競馬場の同じ距離を何十回も走ったりします。
ですので、地方競馬の方が予想する時に出走馬同士の持ちタイムを比較しやすいのです。
では、一番速い持ちタイムがある競走馬を買えばいいのかというとそうでもありません。
競馬場には馬場状態というのがあります。
例えば、雨が降った後の重馬場と快晴の時の良馬場では、同じ競馬場の同じ距離でも出るタイムに違いがあります。
競馬場によって違いますが、重馬場の方が速いタイムが出たりします。
ですので、いくら持ちタイムが速くても、どういった馬場状態で出したタイムかを確認しましょう。
新聞やサイトによっては馬場指数というのを出しているので、それを参考にしてもいいかもしれません。
要するに、持ちタイムの速い馬を狙うと同時に、その持ちタイムが出た時の馬場状態も確認しましょう。
中央から移籍した馬を狙う
中央馬と地方馬には明らかな能力差があり、中央馬の方が能力が高いです。
地方競馬では、中央で活躍できなかった馬が頻繁に移籍してきます。
この移籍してきた元中央馬が狙い目です。
中央では2ケタ着順ばかりの馬でも、地方で走ると大差をつけて勝つことがよくあります。
中央では通用しなかった馬も地方では通用してしまうのです。
もちろん全ての馬が通用するわけではないですが、元中央馬は好走しやすいです。
ですので、元中央馬だけど出走成績が2ケタ着順ばかりだからといって切るのは危険です。
移籍してきた中央馬というだけで、買い目に加えてもいいかもしれません。
上手い騎手を買う
中央競馬でも同じことが言えますが、騎手によって勝つ確率は変わってきます。
上手い騎手はやはり勝つ確率が高いです。
では、どうやって上手い騎手を見つければよいのでしょうか。
答えは簡単で、リーディング上位の騎手を狙いましょう。
リーディングとはその年の勝ち星が多い騎手のランキングです。
リーディング上位であれば当然勝つ確率は高くなります。
ただ、リーディング上位の騎手はやはり人気になりやすいので注意してください。
地方騎手のリーディングは競馬新聞に載っていますし、ネットでも調べられます。
おまけ
地方競馬の馬券を買うならネットからの購入がおすすめです。
ネットならどこにいても馬券を買うことができますし、買うたびにポイントが付きます。
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まとめ
今回紹介したことをまとめると、中央からの移籍馬でリーディング上位の騎手が乗っている先行馬を買えばいいということになります。
または、持ちタイムの速い逃げ馬を買ってみましょう。
ただ、こういった馬は断然人気になる可能性が高いです。
ですので、今回紹介した予想方法に自分なりの予想方法を組み合わせたり、中央競馬の予想方法を地方競馬の予想方法に当てはめたりして、うまく馬券を買っていきましょう。