ここでは、これまで競馬に無縁だった人が、どうやって競馬にハマっていったのかを実体験を基に紹介します。
馬券的中からハマっていく
そもそもギャンブルに無縁だった人が自発的に競馬をやろうとは思いません。
基本、友人や会社の人に誘われて行くことが多いです。
これは私の知人の話です。
私の知人も競馬好きの友人に誘われて初めて競馬をやりました。
これまで、ギャンブルは一度もやったことはなく、どちらかというと倹約家でした。
競馬は100円からできるので、最初は100円の単勝を買うなどして楽しんでいました。
しかし、メインレースまで馬券が一度も当たらず、最終レースは彼にしては思い切って1000円の複勝を買いました。
すると、買った馬が3着に入り、見事馬券が的中しました。
最低人気の馬を買っていたので、複勝1000円が20倍つき、20000円になりました。
「こんな簡単にお金が増えるのか」と言い、彼は大喜びしました。
次の週も競馬に行くことになり、そこでも彼は大勝ちしました。
それからしばらくして彼に会うと、いつの間にか彼はネット会員になり、ネットからも馬券を買うようになっていました。
彼の方から競馬場に行こうという誘いが何度も来るほど、彼はどっぷり競馬にハマっていました。
当初は100円で遊んでいた彼も、1レース数千円掛けるようになっており、しまいには彼の趣味で集めていたシューズを売ってまで、競馬をやるようになってしまいました。
今はだいぶ落ち着いて生活に支障がない程度で楽しんでいますが、ハマりたての頃は熱くなってしまい無理をする人は多いです。
このように最初に大勝ちして競馬にハマっていく人は結構います。
最初にいい思いをするとやはり、次もやりたくなってしまうのは仕方がないことです。
ただ、今回の話は極端な話で、競馬にハマったとしても適度に楽しんでいる人もいます。
競馬の魅力にひかれて
これは私が競馬にハマった理由です。
私も競馬と出会うまで、ギャンブルはやったことがありませんでした。
ある日、友人に誘われてWINSに行き、何も分からないまま馬券を買って楽しんでいました。
自分は運がないらしく、馬券は驚くほど当たりませんでした。
負けはしましたが、友人たちと遊び感覚でやっていたのでそれなりに楽しむことができました。
ただ、ひとりで競馬をやろうと思うほどハマりはしませんでした。
それから、しばらくして友人からまた競馬場に行こうと誘われ、行くことにしました。
その日はG1がその競馬場で行われるので、非常に賑わっていました。
その日も私はいつも通り馬券が当たらず、ギャンブルに向いてないからこれを最後に競馬はやめようと思っていました。
しばらくしてG1が行われる第11レースになると、競馬場は人でいっぱいになりました。
こんなに人が来るのかと思いながら、発走まで待っていると、ターフビジョンでレース発走までのカウントダウンが始まりました。
私が驚いたのはそのカウントダウンを観客みんなで数えていたことです。
カウントダウンが終わり、発走のファンファーレが始まると、そのファンファーレに合わせて競馬場全体で、手拍子と歓声が上がりました。
そのシーンに立ち会って、私は初めて競馬っていいなと感じました。
あの競馬場全体が一体になる瞬間は何とも言えない心地よさがありました。
もちろん、馬券は外しましたがとても楽しい思い出となりました。
そこから、私は一人の時でも競馬場に行って馬券を買うなど競馬にハマるようになりました。
一度競馬にハマると時間と共に競馬の知識が身についてきて、ますますハマっていきます。
このように、馬券が当たらなくてもハマる人もいます。
まとめ
競馬にハマる理由は人それぞれですが、だいたい上記であげた理由に近いと思います。
競馬にハマることが良いのか悪いのか分かりませんが、私自身としては良かったと思います。
趣味が増えたことで人生がより楽しくなりましたし、競馬を通じて知り合いも増えました。
競馬未経験者の方で、もし競馬に誘われることがあったら、一度行ってみることをおすすめします。